050の固定IP電話
主にスマホ向けに普及している、Smartalkや050plusなどのIP電話サービスですが、実は固定電話でも使用することができます。
スマホでIP電話を使ってみますと、通常回線よりも音質が悪かったり、着信しないなどの問題が多く、サブとしての使用にとどまる印象です。しかしWeb上には、固定電話として家のインターネット回線に接続すると、通常の固定電話並みの品質になるということが書かれており、大変興味を持ったので試してみました。
SIP電話機の購入
Smartalkや050plusなどを固定電話で使用する場合、SIP電話機というものが必要になります。アマゾンでIP電話機を検索すれば幾つか出てきます。
RanpaはWeb上で使用されている人が多い「Grandstream GXP1620」を購入しました。購入時は7,000円ぐらいで、価格は上下しているようです。
外国メーカーのため、接続方法など、Web上に多くの情報が掲載されていたことが、選択した理由です。
接続は簡単です。家のルーターにLANで電話機とつなぐだけです。ただし電話会社やIDなどの情報を設定する段階では、少々面倒なことがあります。購入して同じように接続された人のブログを見ながら接続していきます。
肝心の品質ですが、普通の固定電話と変わりません。スマホで発生する遅延や音質低下はほぼ0と言えますので、驚きです。
IP電話サービスはどこにするか
結局、Ranpaはブラステルというサービスにしました。固定費削減を目的としていますので、固定費0円のサービスを前提とします。
以下を見ていただければ、ブラステルは固定費0円なのに、通話代も安いことが確認できます。
smartalk※固定費0円
携帯電話への通話:30秒8円
固定電話への通話:30秒8円
ブラステル固定費0円
携帯電話への通話:30秒5.5円
固定電話への通話:3分8円
050plus※月額300円
携帯電話への通話:1分16円
固定電話への通話:3分8円
固定費0円の固定電話完成
Ranpaはガラケーと格安スマホの2台持ちをしています。ガラケーはソフトバンクのホワイトプランですので、ソフトバンク以外にかけると30秒20円もしてしまいす。大した話ではなくても、油断するとすぐに10分程度になり、400円もかかってしまいます。
アーリーリタイア生活に入って、電話をするときにもブラステルの固定電話を使えば、3分8円で通話料を気にすることなく、10分通話しても32円になります。(しかも固定費0円)
番号が050になってしまいますが、通話品質に問題が無いので、これで十分ではないでしょうか。