「アーリーリタイアして10ヵ月で使ったお金」に記載しましたが、嫁と二人の生活で持ち家、ローン無しの場合は、1年目に300万円ぐらいの出費が必要になると思います。
しかし少し見えてきたこととして、2年目以降に税金や社会保険料の負担が軽減されれば、想定(月に20万円の生活費)よりも出費は少なくなりそうだということです。
必要額に影響する大きな要素①
当然、家族構成によって必要額は大きく変わりますが、それ以外としては社会保険料と住宅費によるインパクトが大きいと思います。
リタイア後の社会保険としては国民年金と健康保険になりますが、これらだけで月に数万円の違いが生じます。
Ranpaの場合、国民年金は免除申請をしているので負担はゼロ、健康保険も来年の春からは減額対象となり負担は軽くなる予定です。
もし、将来の年金を増やすために国民年金の免除申請をしない方針であれば、月に32,820円もの出費が増加してしまいます。
さらにアルバイトなどをして中途半端に収入を得れば、健康保険料の減額対象から外れるだけではなく所得に比例して保険料が高くなってしまいます。
アーリーリタイア2年目になると、これらの差が大きくなるので、リタイア後の方針によって月々の生活費は大きく違ってくると思います。
必要額に影響する大きな要素②
続いて住宅費ですが、Ranpaは「購入した1400万円の一戸建てはどんなものか、セキスイハイムの特徴」に記載の通り、賃貸ではなく持ち家を選択しました。
もし賃貸であった場合、リタイア後は都心の駅近くを探す必要が無いので、月に6万円あれば十分に暮らせる思います。
1年が経過したので、6万円×12か月で72万円を支払っていたことになるのでしょうか。
家の購入費1,400万円に到達するには、単純計算で20年近く賃貸で暮らすことが出来るので、未だ、どちらが得策だったのか分かりません。
持ち家か、賃貸か・・の方針も必要額に大きなインパクトを与えますが、持ち家を選択したRanpaとしては、月々の負担が低くなったので気楽に生活が出来ています。
資産運用するか・しないか
リタイア後の期間が長くなれば準備する必要額は大きくなるのですが、逆に資産運用は運用期間が長くなるほどリターンを大きくしやすいでしょう。
つまり、資産運用は早くリタイアして大きくなる必要額を相殺することになるので、上手く運用が出来れば必要額は少なくなります。
ただし、運用にはリスクが伴うので、どの程度リスクを取るのかの方針による違いが出てきます。
Ranpaはリートに投資をしていますが、今でも税引後4%の分配金となる銘柄はあるので、単純計算として5,000万円あれば分配金で生活が出来るかもしれません。
そのうち年金が幾らか貰えれば、資産を食い潰しても良い訳でしょうから。
まとめ
いくら必要なのかについては、やはり人それぞれですが、リタイア生活を1年経験して感じていることを記載してみました。
アーリーリタイアを計画されている方への情報として役立てば幸いです。