お金はいくらあっても邪魔にはならないのですが、貯めるだけではなく使うことも本気で考えなくては本末転倒ですよね。
リタイア後の難題は、そのリタイア資産の使い方です。
いくら使うか、どれぐらいのスピードで取り崩すのか・・・、バッファーはどうするのか・・・、それらは自分で調整することとなりますので。
使わなくてもダメ、減らしすぎてもダメ・・・というのは本当に難し調整です。
2つの選択肢
今後を考えると、「資産運用収入 ≒ 生活費等支出」の維持を続けるのではなく、計画的に資産の取り崩しもしていかなくてはならないと考えています。
その方法としては、①単純に支出を増やすのか、②価格変動する資産への投資額を増やすかだろうと考えています。
①は表現の通りですが、②は①をしていたら減少していたであろう金額分のリスクを取って、配当株等に投資をすることです。
②の投資に失敗すると、①で支出を増やした程度の資産は減少しますが、逆に上手く行くと、資産が減少していないのに運用収入は増加します。
②を失敗するまで続ければ、資産は計画レベルまで減少するのでしょう。
イメージとしては
毎年200万円の支出を増やすか、200万円分のリスクを取って投資するか、として考えてみます。
例えば、税引後4%ぐらいのリートに、最悪半値になることを想定して400万円/年を投資するとします。
そうすると、最悪200万円の資産が減少するかもしれないリスクと引き換えに、分配金16万円の収入が増加します。(将来の分配金額が減少しないと仮定して)
200万円を支出として使ってしまうと永久に戻ってはきませんが、リートなどへの投資であれば、失敗して資産は減少しても分配金は半永久的にもらえます。
あくまでもイメージですが・・・。
投資をするための言い訳
とは言え、リスク資産を増やせば数年ごとに起きる〇〇ショックで、間違いなく痛い目に合うのでしょうね。
しかし、〇〇ショックが起こっても、かなりの確率で、何年か経てば〇〇ショック以前の状態に戻ります。
現状、リタイア資産の約半分が働いていない現・預金です(取得価格ベース)。
〇〇ショックが起きた時のために寝かしておくか、資産を減らす前提で投資をするのか・・・、それとも支出を増やすべきなのか・・・、悩みます。
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