物価が下がれば生活しやすくなりますし、給料は増えないのですから働き続ける必要もありませんので。
以前、老後2,000万円問題というのもありましたが、デフレが進めばそのうち1,900万円、1,800万円・・・と少なくなったかもしれません。
逆に物価上昇が続いたなら、間違いなく2,000万円では足らなくなってしまうのでしょう。
今になって思えば
しかし、株価が最高値を更新した今になって思うと、デフレはデフレでリタイア資産が増えないのだろうなとも感じています。
今は日銀総裁もインフレ状態にあると言いますし、それを反映して株価も上昇しています。
適度なインフレによって経済が成長していけば、株価もそれに合わせて上昇が続くのでしょうね。
最近、投資をしている多くの人が資産を増やしているのを見ていると、何となくそんなことを考えるようになりました。
資産生活するのが本筋
そもそも、リタイア生活者とは資産生活するのが本筋でした。
サラリーマン時代に貯めた資産を運用しながら生活する・・・というものです。
それを考えれば、長期的に株価が上昇していく環境が最適となるのでしょう。
今までは人口減少とか高齢化などの先の暗いイメージが先行しすぎ、長期的に株価が上昇していくイメージが出来なかったような気がします。
インフレ環境に合わせたリタイア生活
とは言え、リタイア生活をインフレに適合させなければ、その恩恵を受けることも出来ません。
デフレ時代のマインドから切り替えなければならないと思うのです。
やはりリスク資産の割合を増やすべきなのでしょうね。
現金を持っていれば価値が増える時代ではなくなったのだろうと感じます。