株高もあって家計の金融資産が増えているというニュースを見ました。
前年比5.1%増加しており、5四半期連続で過去最高を更新しているとのこと。
その一方で、経済的なゆとりと見通しが持てないという人の割合は63.2%もあり、こちらも過去最高になっているそうですね。
株高の恩恵を受けていない人が多いということでしょうか。
日経平均としては
5.1%でも十分に増加しているとは思うのですが、株価はもっと上昇したような気がします。
昨年10〜12月期の集計ということですので、日経平均と比べてみました。
昨年12月末の日経平均株価は33,464円、一昨年の12月末は26,094円ですから28.2%も増加しています。
家計の金融資産は5.1%の増加にとどまっているということは、やはり株高の恩恵を受けていない人が多いのでしょうね。
投資する・しない
もし、デフレから脱却して経済の好循環が始まったのなら、投資する人としない人との差は広まっていくのだろうと思います。
投資をしているリタイア生活者の資産が、投資をしないサラリーマンの資産よりも増加することも出てくるのでしょう。
妙な感じに思えますが、右肩上がりの成長が続いてきたアメリカであれば普通のことなのかもしれません。
アメリカではアーリーリタイアする人が多いと聞きますが、経済環境も関係しているのだろうと想像します。
今後も株価の上昇が続くなら
とは言え、株価が下がれば真逆の展開となってしまいます。
やはり前提としては日本も持続的に株価が上昇していくこととなりますね。
ここ最近の株価はちょっと急上昇すぎるかもしれませんが、日本も10年前から株価は右肩上がりの状況が続いています。
速度超過による調整はあっても、株価は持続的に上昇するのが本来の姿ですよね。