利回りの高い、パチンコ店への投資について

2018年2月20日火曜日

ソーシャルレンディング

パチンコ店への投資といっても、遊びに行くのではなく純粋な投資について記載します。ソーシャルレンディングの投資先としてよく見かけますが、Ranpaもソーシャルレンディングを通じて投資をしています。投資状況は「2018.02.10の資産状況を発表します」に記載しています。

仕事でパチンコ店と取引した経験

ソーシャルレンディング関連のブログを見ていると、法規制の問題でパチンコ店への投資は消極的に考える人が多いように思えます。今はパチンコ店との接点を持つ部門ではないため過去の経験ですが、多くのパチンコ店を見てきた経験から、Ranpaはそれほど消極的ではありません。

パチンコ業は、パチンコ台やスロット機に投資をして利益を生む、サービス業でありながら設備産業のような特徴があります。しかも、パチンコ台やスロット機はとても高く、1台で安い車が買えるほど高価な設備です。定期的にそれらを入れ替えていかなければ利益が出なくなるので、どんどん設備投資をする必要があります。

取引をしていた頃は、パチンコ台やスロット機は現金売買が基本でした。恐らく今も変わっていないのではないでしょうか。人気の新台を入荷すれば売上が増加するため、借入れをして新台を購入するビジネスモデルでした。しかし銀行は積極的に融資の取組みはしませんでした。

それは、パチンコの法的位置づけが決まっていないためで、大規模なパチンコホールでも上場企業はありません。パチンコ店では景品を受取り、景品交換所で現金化することによって賭博を禁じる刑法に抵触しないようにしています。微妙ですよね。そのためか、大手のダイナムやニラクは日本ではなく、香港で上場をしています。

大規模パチンコホールの本社に出入りもしましたが、法令遵守の姿勢や透明性確保、社員への福利厚生など、恐らく一般の企業よりも格段にきちんとされている印象でした。そのクラスになると従業員数も多く、一般の上場企業と雰囲気は変わりません。社員の人達からもアミューズメントを通じて社会貢献を目指すという、明確な意思を感じました。



ただし零細企業も多く、淘汰は激しい

大きな企業だけではなく、1店舗のみで経営されているパチンコ店も多くあり、資金力のある大手に淘汰されやすい傾向があります。小規模のパチンコ店は大手以上に独特でした。民族によるグループがあり、店舗の上に社長の自宅がある場合など・・。

昔は地方で1店舗のみ、細々と経営することでも成り立っていましたが、パチンコ台やスロット機の入れ替えサイクルが激しくなり、大手が地方に進出してくると経営は厳しくなります。大手は余裕のある店舗で、パチンコホールであってもアミューズメント色の強い店舗運営で、多くの顧客を引き寄せます。弱小は淘汰され、中堅以上が生き残ってきたという状況です。

ダイナムクラスではなくても、地方には中堅以上の優良なパチンコ店があり、大手の運営方法を参考に、地域に密着した魅力的な店舗を提供しているように感じます。

ソーシャルレンディングは、淘汰に生き残っている中堅の優良パチンコ店に投資しているように思えます。クラウドリースの社長はワキタ出身で、ワキタさんとはパチンコ関連の仕事をした経験があります。クラウドリースは独特なパチンコ店を詳しく把握しており、資金需要のある優良パチンコホールと取引しているように思えます。

今後の投資については

地方の中堅クラスといっても倒産したパチンコ店も見てきましたので、同じパチンコホールに集中することは避けた方が良いと思います。パチンコ案件は10%程度の利回りになるため、ある程度分散をしながら投資をしていきます。

クラウドリースでは地域と店舗数、売上などの情報を記載してくれていますので、投資先企業の推測ができるときがあります。特定できれば、企業情報を調べて投資することをしています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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