退職時に全ての有給を消化するには

2018年4月6日金曜日

残りの会社生活

Ranpaはアーリーリタイアするとき、積立している有給はすべて消化する予定をしています。退職時に有給を消化することは会社に迷惑をかけるような雰囲気があり、消化できない人も多いようです。Ranpaの計画している有給消化の方法を記載します。

ルールとしては消化できる

有給を使うことは労働者の認められた権利であり、会社は拒否できないのが一般的な考え方です。

しかし、実際に辞めるときの有給消化は、人情的にも申出しにくいことです。Ranpaの会社でも有給をすべて消化している社員は一部で、Ranpaも年間1日か2日程度の使用でした。

有給は認められた権利とはいえ、上司が率先して有給を使用すれば、忙しい部下からは良い目で見られないでしょう。部下からは、働かない上司と思われるよりも働き者の上司と思われたほうが、部下のコントロールは行ないやすくなります。

このような考え方は古いかもしれませんが、これが職場の人間関係というものかもしれません。

退職するときの状況

定年退職以外で退職するときの理由や背景は様々です。円満に退職できるケースもあれば、そうではないケースもあります。

人間関係やストレスなどで退職するときは、会社に出社したくないという思いがあるでしょうし、他社に転職する場合は、転職する会社のことを優先して考えるでしょう。

恐らく多くのケースで退職日までの日数は短く、ゆっくりと有給を消化する余裕のない状況にあるのではないでしょうか。

会社側にとっては、急に退職となれば後任の選定や引継ぎを急ピッチで行なうことになるため、その期間の確保は求めたいところです。

円満退職するためには

Ranpaは退職の1年前から退職することを伝えています。「ジワジワと退職のカミングアウトを進めています」にも記載しましたが、退職まで先が長ければ聞いた人の驚きは少なく、半分冗談のような感覚で捉えます。

少しづつ時間が経過し、退職が既成事実化されていき、周囲の人も退職するものとして準備がすすめられていくことを想定しています。

そうすれば、会社の人にも迷惑をかけることはなく、有給も完全消化して円満退職することができると考えています。既に、有給を消化することもカミングアウトしています。

有給を完全消化できれば、2ヶ月分の給料を受取ることができます。アーリーリタイアするにあたり、支度金として2ヶ月分の給料は非常に助かり、大きな違いになります。

定年退職ではないが、早期退職制度を利用して45歳と少し早いですが、定年退職のような状態で送り出されたいと思います。

今のところ計画どおりに進んでいる

人事異動が楽しみ、そろそろ大枠が決まってくる時期」で記載したとおり、今のところ計画どおりに進んでいます。人事の定例異動が発令される前に退職の意思を伝えれば、誰にも迷惑をかけることはなく、会社も後任者の設定をしてくれました。

有給消化は労働者の権利ですので、うまく消化できるように、うまく計画すれば、有給の完全消化と円満退社が両立できるのではないでしょうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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