引続きリートの環境は良好で、前回「リタイア生活の収入源、REITの状況 2019/3/5」の時から評価額は45万円程度も増加しました。
分配金を生活費とするために長期保有をしますので、一時的にリート価格が上昇しても全くメリットは無いのですが、含み益がある状態で分配金がもらえることは安心が出来るものです。
リートは新年度に入って急上昇しましたので、機関投資家の買いが入っているものと考えます。機関投資家の保有比率が高いリートの上昇が目立ちます。
参考に保有するリートの一部について、投資主の割合(投資口数)を記載します。
プレミア:金融機関60.7%、個人12.2%
平和 :金融機関60.0%、個人10.6%
日本 :金融機関54.6%、個人25.3%
イオン :金融機関47.8%、個人9.9%
JHR :金融機関46.6%、個人10.1%
トーセイ:金融機関32.5%、個人49.2%
大江戸 :金融機関30.9%、個人56.9%
さくら :金融機関21.7%、個人54.5%
規模の小さい新しいリートは金融機関の保有比率が低く、個人の保有比率が高くなる傾向があります。
金融機関の保有比率が多いリートは同じような動きをすることが多く、上昇時においては個人の保有比率が高いリートよりも先行する傾向があるようです。
リート全体の平均利回りは3%台に下がりましたが、個人の保有比率が高いリートは出遅れているように見えます。
※利回りは参考です
今月の分配金
今月は以下のリートから約5.8万円になる予定です。
いちごホテルリート投資法人
イオンリート投資法人
スターアジア不動産投資法人
今後の予定
今年のNISA枠は嫁と合わせて130万円程度残っています。
また、4月決算の保有リートは6法人あり、最も多い月となります。
まずは6法人の動きを見ながら、残りのNISA枠を使う機会をうかがいます。
通常は決算前に投資をして分配金をもらったとしても、分配金に課税されることを考えれば美味しく無いのですが、NISA枠であれば非課税なので決算前の投資も面白いと考えています。
リート全体の平均利回りは3%台に下がりましたので、残念ながら以前に比べて値上がりを想定して投資が出来るものは少なくなってきたように思います。