改めてアーリーリタイアして良かったと思えること

2019年4月5日金曜日

アーリーリタイアして良かったこと

アーリーリタイアをして毎日自由な生活をしています。

会社に行かなくなって約5ヶ月となりますが、計画通りに進んでいると思います。

アーリーリタイアすれば、好きな時間まで寝ていられることや、満員電車に乗らなくても良いことや、平日の昼間にゆっりすることなど、何となく想像したことはほぼ出来ています。

しかし毎日そのような生活をしていると、それが当然のように感じてしまうものですが、時折、改めて、アーリーリタイアして良かったと思える瞬間があります。

そのようなことを記載してみようと思います。

新元号が発表されて

このブログでも何度かサラリーマン時代に改元対応の仕事をしていたことを記載しましたが、辞めていなければ今頃は色々と心配事が多かったはずです。

元号の他、新たな商品を取扱うための対応や、基幹システムの入れ替え対応、情報セキュリティの改善に関する対応、法改正の対応など、色々とやってきたものです。

今から思えば、それらは大きな失敗なくリリース出来たものの、綱渡りのような日々でした。

当初の想定に漏れていた要件が多発して時間や予算を食い潰したり、テストをしてみれば重大な考慮漏れが出てきたりなど・・・。

やっとリリース日を迎えても、障害が発生して対応に追われ・・・。

リソースが不足するなかで、部下には重複するプロジェクトを担当させることになり・・・。

今から思えばそのような仕事をしていた頃は、給料は気苦労の対価であったようにも思えます。

久しぶりに仕事の夢を見た

先日、久しぶりにサラリーマン時代によく見ていた仕事の夢を見ました。

スケジュールが迫っているのに、プロジェクトが上手く行かないというものですが、起きた瞬間、「そうだ、もう会社を辞めたんだった!!」と安心しました。

サラリーマン時代は枕を高くして眠れること少なく、夢でも何かしら仕事の事を考えていることが多くあったものです。

実際に、夢の中で重要なことに気づいて助かったこともあります。

アーリーリタイアして良かったと思えることは、そのような綱渡りを続ける気苦労の無い生活をしていることです。

サラリーマン時代は、通勤中や入浴中や休日においても、常に頭のどこかで仕事のことを考え、リタイアするとそれが大きな負担であったことに気付かされます。

サラリーマンは自由時間を提供する対価として給料をもらうことを記載してきましたが、そのような精神的な負担の提供は大きいものでした。


儚いものとの付き合いかた

桜の季節となりましたが、桜の花が咲いている期間は1年のうち2週間程度で、満開の期間ともなれば良くて1週間ではないでしょうか。

日本人は観賞用として多くの場所に桜を植えてきましたが、1年のうち鑑賞できるのは1~2週間という儚いものです。

今まで花見といえば、運良く週末に桜が咲いており、1度行くことが出来かどうかというものでした。

桜は短い期間の間に、色々な場所でそれぞれの趣を持って咲くものですが、1度にすべてを見ることは出来ません。

忙しい日々を送っていると儚いことにも気付かず蔑ろになって、気付いた頃には後の祭りということが多くなっていたように思えます。

儚いものに気付き、ゆっくりと付き合えることは、改めてアーリーリタイアして良かったと思えることです。

時間があることによる妙な幸せ

普段、入浴は夜の7時にしており、計画的に過ごしています。

先日、たまたま昼時に入浴することがありました。

サラリーマン時代、昼時に入浴した経験は恐らく無く、妙に幸せな気分になりました。

電気を付けなくても明るい時間に入浴することは、子供の頃にプールに入るような感覚を思い出します。

サラリーマン時代はマンション生活であったため浴室に窓が無く、今は戸建て生活になって窓があるのでそのような感覚になったのかもしれません。

平日の昼時に自宅の明るい浴室で入浴することは、こんなにも新鮮なものか・・・と思ったものです。

毎日その時間となれば、何も感じなくなるとは思いますが、5ヶ月を経過してふとアーリーリタイアして良かったと思えたことでした。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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