サラリーマン時代の連休とアーリーリタイアの違い

2019年10月16日水曜日

リタイア後の生活

アーリーリタイアする直前の5月の連休に、もうすぐ始まるアーリーリタイアのイメージをしてみようと考えたことがあります。

実際のアーリーリタイア生活はやってみないと分からないものなので、5月の連休の際にイメージトレーニングのようなものをしてみようというものです。

実際、アーリーリタイアを直前に控えた連休となれば、自然とリタイア後の生活はこのような感じなのか・・・と考えてしまうものです。

しかし今から思えば、全くイメージ出来ていなかったように思えます。

参考ブログ:サラリーマン最後の5月連休と家の様子

ある程度の疑似体験が出来るもの

サラリーマンであっても会社が休みになれば、朝はゆっくり寝ることが出来たり、昼間からゴロゴロとテレビを見たりなどすることは出来ます。

ただ、この程度のことはリタイア生活というか、普通の休日の生活なので特別なものと感じることはないでしょう。

もしリタイア後であれば、この時間なら〇〇をしているだろう・・・、今頃は〇〇をしているだろう・・・と想像することぐらいでしょうか。

連休で普段よりも休日が長いからといって、リタイア生活の疑似体験は簡単には出来ないものだと思います。

サラリーマンである限り、根本的にリタイア生活を体感することは出来ないものです。

サラリーマンがリタイア生活を疑似体験できない理由

アーリーリタイアすると毎日が休日になるのですが、サラリーマンの休日とは違うように感じます。

それは1日の過ごし方ではなく、時間の感じ方が異なるからだと思います。

普段、自由時間の少ないサラリーマンの休日は貴重なもので、休日は有効に使わなくてはならないと感じてしまいます。

例え昼間からゴロゴロとテレビを見るとしても、それはそれで休日をゆっくりと有効に過ごしているはずです。

貴重な休日は、病院などでの待ち時間で消費したくないと感じます。

しかし、リタイアして毎日が休日になれば貴重なものとは感じなくなるものです。

実際にリタイアしなければ、この感覚は想像出来ないと思いますので、サラリーマンではリタイア生活の体感は出来ないものです。

無限続く休日の感覚とは

また、サラリーマン時代の休日は常に終わりが来るものですが、リタイアすると無限に続きます。

もし5連休であれば、3日過ぎると「もう半分過ぎたな・・・」となり、最終日になれば「明日から仕事だ・・・」と憂鬱になります。

サラリーマンの連休は、常に心の何処かで終わりまでのカウントダウンをしていたと思います。

後半になるほど時間の過ぎる速度は加速するように感じ、あっという間に連休は終わったと思ったものです。

リタイアしすると休日は無限に続くので、終わりまでのカウントダウンをすることは無くなりました。

残りはあと〇日なので、〇〇をしておかなくては・・・と考えることもありません。

この感覚もサラリーマンをしている限り、想像出来ないと思います。

アーリーリタイアする直前の5月の連休の時に、アーリーリタイアのイメージをしてみようと考えたことは無駄だったのです。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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