ゲームやスポーツをして楽しいのは、努力することで上達し、次のステップへと進むからですね。
しかし、上達の限界が近づいてくれば、努力しても次のステップへと進むことが出来なくなってきます。
最初の頃よりも楽しさは薄れ、そのうちやめていくのでしょう。
次のステップが見えているからこそ、モチベーションは維持されるのだろうと思います。
金融機関では一般職廃止
Ranpaの勤めていた会社もそうでしたが、金融機関では一般職の廃止をするところが多いようです。
一般職を無くして総合職に一本化するという動きです。
総合職であれば、昇格して最終的には役員にまで登りつめることも出来るのですが、一般職は昇格しても一般職のままであり、頑張ろうと思っても次のステップが無いから・・・と人事は説明します。
確かに、頑張っても昇格しない・給料も増えない・・・のであれば、働くモチベーションは高まらないのでしょうね。
ただ、IT化や外部委託化などで、一般職の仕事が少なくなったという背景もあるのですが。
役職定年との矛盾
一方で、一定の年齢になると役職から外され、昇格することも無くなる役職定年制度も普及していますよね。
一般職の廃止と真逆の動きが同時に進んでいると思いませんか。
一方では、次のステップを与えて働くモチベーションを高めると言いつつ、もう一方では、次のステップを無くし、現状の役職や待遇も奪われます。
矛盾するようにも思えますが、会社はボランティアではありませんので、そんなものだと理解すべきですね。
次のステップの無い環境の想像が出来ますか
働くことは面白く、学ぶことも多くあるのでしょう。
ただ、サラリーマンの後半になるほど、それらは無くなっていくのではないのだろうか。
頑張っても昇格しない・給料も増えない・・・のであれば、働くモチベーションは、これまでに経験したことのないぐらい低くなるのではないだろうか。
頑張り、上手くなる過程は楽しいのですが、頑張っても上手くならない・・・という状況になってしまうのだろうと思います。
アーリーリタイアを目指すということは、そのような環境になる前に辞めることでもあるのでしょうね。
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