先日、久しぶりに電車に乗りました。
サラリーマン時代は毎日乗っていたのですが、退職して地方住まいになると車移動が多くなりますね。
最後のオフィスには約10年ぐらい通っていましたので、都内のとある路線は、単純計算すると年間240日の往復で480回となり、10年では4,800回も乗っていたようです。
4,800回・・・、驚きました。
4,800回も乗った記憶は
サラリーマン時代、転居を伴う異動は何度も経験したのですが、後半は同じ建物内での異動が続いたため、最後の約10年は毎日同じ道を通っていたことになります。
しかし、4,800回も同じ電車に乗ったり、同じ道を歩いたというのに、記憶としてはそれほど重厚なものとしては残っていません。
毎日のことなので、特に記憶に残るようなものは無い・・・とも言えるのでしょうか。
同様に考えると、20年以上もサラリーマンをしましたが、退職してから考えると、サラリーマン生活も、ある意味では似たような部分があるな・・・とも感じます。
とは言え、思い出はある
とは言え、思い出もあります。
同じ電車に4,800回も乗っていれば、終電に乗り損ねたことや、居眠りをしてしまい降り損ねたこと、ビルが建設されて出来上がっていく風景など、振り返れば色々と出てきます。
ただ、やはり4,800回というのは気が遠くなる回数ですので、流石にそれぐらい乗ると、何等かの思い出はあるのだろう・・・とも思えます。
サラリーマン生活もそんなものではないだろうか。
それなりに思い出はあるものの、〇〇年もの時間を費やした割には、大した思い出の量にはならないのかもしれません。
長いようで短く感じるサラリーマン生活
サラリーマン生活は、やっていると永遠に感じるとは思うのですが、終わってみれば意外にあっと言う間だったと感じるのかもしれません。
長く働きすぎても、結局は終った後には短く感じるのでしょう。
かと言って、早く退職すると、本当に何も残らない・・・という状態にもなるのでしょう。
永遠に続くようでも、終わってみれば意外にあっと言う間だったと感じることを理解しておけば、いつもとは違う働き方になるような気がします。
実際に辞めてみないと、想像しにくいとは思うのですが。
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