世間のリタイア生活に対する評価は低いですよね。
特にサラリーマンの方からの評価が低いのではないかと。
ネット上では、アーリーリタイアしたが1ヵ月でリタイア生活に飽きて再就職をした・・・などの話をよく見ます。
それを見たサラリーマンの多くは、アーリーリタイアなんて無謀だよ・・・と思うのではないだろうか。
過去のリタイア生活において
改めてリタイア生活を振り返りましたが、サラリーマンに戻りたいなぁ・・・と考えたことは1度もありません。
1ヵ月でリタイア生活に飽きて再就職をした・・・というのは恐らく少数派であり一般的ではないと思うのです。
例えば、せっかく大学に入学したのに1ヵ月で退学するとか、せっかく会社に入社したのに1ヵ月で辞めるとか、必ずそういう人もいますよね。
人それぞれ考え方も環境も違いますので色々ですが、判断する際には、それが一般的かどうかが重要でしょう。
目立ってしまうマイノリティ
アーリーリタイアする人も少ないのですが、せっかくアーリーリタイアしたのに再就職する人はもっと少ないのだろうと想像します。
希少性が高く意外であるからこそ、そのインパクトが強く印象に残りやすいとは思います。
ノイジーマイノリティのように、実際よりも強い影響力を発揮しているとか。
そもそも、アーリーリタイアに対する統計的な調査をすることが非生産的ですから数値的な根拠があるものでもなく、想像だけがが膨らんでしまう。
評価が低いからこそ
もしかすると、世間のリタイア生活に対する評価は低いからこそ、アーリーリタイアの失敗を評価してしまう風潮は無いだろうか。
アーリーリタイアなんて上手く行かないと考え、上手く行かなかった話があれば、やっぱりそうだろう・・・と評価される。
リタイアしたのに再就職するという、恐らく少ないだろうと想像してしまうケースをよく見かけるのはそういった理由とか。
アーリーリタイアに関する情報は、そもそも低評価というバイアスがかかっているのかもしれませんね。