インカムゲインで賃上げ幅を相殺出来るか?!

2025年3月11日火曜日

時事ニュース

賃上げブームで5%ぐらいの賃上げ率が続きそう・・・とのことですね。

羨ましいなと思いつつ、危機感も感じます。

賃上げの恩恵を受けないリタイア生活者は置いてけぼりですからね。

5%の収入増をリタイア後の運用収入に当てはめて考えてみました。


過去の収入推移

過去5年間のインカムゲインをもとに増加率を計算しました。

増えた年もあれば減った年もありますが、平均すると6.6%。

304万円から388万円に増加しても、6.6%止まりですか。

インカムゲインの増加は追加投資による部分が大きいのですが、追加投資を続けるにも限界がありますからね。

2024年:388万円(+9.6%)
2023年:354万円(+10.6%)
2022年:320万円(-7.2%)
2021年:345万円(+13.5%)
2020年:304万円

5%を適用すると

仮に、インカムゲインも賃上げ率と同様に毎年5%の増加が続くとします。

そうすると、2024年の収入額が388万円ですから、5年後には495万円にまで増えている。

5%の賃上げは続くのかもしれませんが、5%のインカムゲインの増加を続けるのは難しいですね。

何とか頑張っても物価上昇率ぐらいでしょうか。


長期の差

5%の賃上げが続くかどうかは分かりません。

ただ、本当に続いたとすればリタイア生活者との差はかなり大きなものとなるのでしょうね。

特に、セミリタイアで働くこともなく、投資もしない完全リタイア生活者の場合。

とりあえず物価上昇を相殺するぐらいの収入増があれば、気楽なリタイア生活が出来るのですが。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

blogmura_pvcount

ブログ アーカイブ

QooQ