厚生労働省による賃金構造基本統計調査に関するニュースを見ました。
昨今の賃上げにより給与水準は上昇傾向にあるようですが、年齢別に見ると唯一減少している部分がありました。
それは50~54歳のゾーンです。
その他の年齢帯はすべて上昇していましたが。
置いてけぼりになるのは
一方、1月の実質賃金は3か月ぶりにマイナスとなったそうですね。
賃上げがあっても物価上昇率を考慮すれば実質的にはマイナス・・・ということですが、そもそも賃上げされていない50~54歳のゾーンの人は最初からマイナスですからね。
賃上げブームでリタイア生活者はサラリーマンに置いてけぼりになっていると感じていました。
しかし、実際にはサラリーマンの中にも置いてけぼりになっている世代があるのですね。
需要と供給
50~54歳のゾーンはRanpaの世代ですから、仮にリタイアせずに働いていたとしても置いてけぼりになっていたのかもしれません。
やはり、その世代は人数が多いですからね。
人数が多ければ賃上げする必要はなく、賃金は需要と供給のバランスによって決まりますから。
努力しているのに需給バランスのせいで報われない・・・というのは悲しいですよね。
逃げ切り
とは言え、需給バランスのせいで不遇になるのは今に始まったことでもないのでしょう。
同世代の社員数が多いということは、入社した時からのことですから。
サラリーマンを続けている限り、不遇は大きく変わらないと思います。
そんなことを考えていると、アーリーリタイアをして先に逃げ切った方が得策ではないか・・・と感じるようになったのです。
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