ネットの記事などでリタイア後に必要な生活費の診断を見ることがあります。
55歳のAさん、貯金が7,000万円あるのだが、人生100年時代に60歳で退職してその後も問題なく生活が出来るのか心配している・・・というような質問など。
それに対し、専門家が診断しアドバイスするというパターンです。
もちろん、回答する専門家はリタイア生活者ではありません。
リタイア後に考えること
このブログによく記載していますが、リタイア後の生活費を理解するのは難しいなぁ・・・と感じています。
多くの人がリタイア後も何故かお金を減らさないように生活してしまう問題です。
本来であれば、計画した生活費を使いながら時間とともにリタイア資産は減っていくはず。
しかし、多くのリタイア生活者は節制をしたりアルバイトをしたりなどで、リタイア資金をさらに増やそうと努力をしてしまう。
セオリー
リタイア後の生活は計画通りとはならない、と言うか、セオリー通りにはいかない・・・そんな気がします。
計画通りに進むのなら、専門家にきっちりと計算してもらってアドバイスを受ければ良いのでしょう。
しかし多くの場合、その計画とは違う行動をしてしまう。
お金を減らしたくない・・・という欲望や不安がそうさせるのだろうと思います。
理性と感情
もちろん、専門家のアドバイスが役に立たないとは思いません。
ただ、貯めたお金を使っていく・・・という生活は、理性よりも感情に左右されやすいですから、それぞれの個性が出てしまう。
結局、やってみなければ分からない・・・、そんな結論になってしまうのではないだろうかと思うのです。
このような専門家のアドバイスを見る度に、そんなことを考えてしまいます。
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