主に関東で中規模のオフィスビルを投資先とするリートで、不動産会社のトーセイ株式会社がスポンサーとなっています。
第6期 2017年10月の業績
1口あたりの分配金は3,382円
(2017年4月期は3,592円、2018年4月期は3,419円の予想)
(2017年4月期は3,592円、2018年4月期は3,419円の予想)
- テナントの稼動率は98.4%
- 借入金比率(LTV)は46.3%
- 物件数は31件
2018年1月22日の価格による利回り
1月23日の終値は111,900円でしたので、通期で計算すると6%以上の分配率です。2018年に入ってリート価格が上昇していますので6%を超える少ない銘柄の1つです。
Ranpaは3口ですがNISA口座で購入をしたものです。トーセイ・リート投資法人は以下の評価をしています。
- 利回りが高めの割りに、有利子負債率が低い
- NOI利回りと、分配金利回りが同水準で高い
- NAV倍率が1倍を切っている
トーセイ・リート投資法人の特徴
資産運用報告書にも、物件価値・稼働率向上の取組み事例として、オフィスや住宅のリノベーションを記載していました。都市部の小さくて古い物件を放置しておけば、ただのダメ物件になりますが、景気拡大時に上手く使えば、高利回りになります。
トーセイは過熱気味になっている大規模不動産とは少し違った方針で、比較的高い利回りを実現しているようです。
- 資産規模はかなり小さい
- 保有不動産の平均築年数はかなり古い
- 保有不動産の規模が小さい
- 保有不動産は都心部が多い
物件はすべて東京経済圏で、その半数がオフィスとなっていれば、もう少し利回りは低いように思いますが、オフィス物件は規模が小さく古いものを上手く運用することにより、高い利回りを実現しているようです。
資産運用報告書にも、物件価値・稼働率向上の取組み事例として、オフィスや住宅のリノベーションを記載していました。都市部の小さくて古い物件を放置しておけば、ただのダメ物件になりますが、景気拡大時に上手く使えば、高利回りになります。
トーセイは過熱気味になっている大規模不動産とは少し違った方針で、比較的高い利回りを実現しているようです。