40代前半の収入
収入は、50代後半にもなれば役職定年などで下がることはあっても、基本的には年齢とともに増加します。20代と40代を比較すれば、当然40代の方が収入は多いのですが、雑誌に面白い数値が掲載されていました。
それは、景気が良かった20年前と収入を年齢別に比較すると、意外にも多くの世代で増加しているとのことです。ただし、税金や社会保険料は増加しているので、手取り収入については何ともいえませんが・・・。
そのなかで40代前半に限っては大幅に少なくなっています・・・。Ranpaの世代は20年前より収入が減って、税金や社会保険料が増加しているということになります。
40代前半の特徴
そのなかで40代前半は以下の特徴があるとされています。
- すぐ上の世代にバブル期の大量採用世代がいて昇格しにくい
- 人口は多いが就職氷河期であったため規模の小さい会社で働いている
- 不満があるので転職が多く、賃金があがりにくい
なるほど・・という感じですが、そのような事情もあり、他の世代よりも収入が減少しているのでしょう。
44歳の自分が実際に感じること
思えば、大学受験は倍率が高く、就職はしにくく、会社に入っても待遇は良くなりにくいと感じます。人口の多いこの世代の給与が増加すれば、会社の人件費に直接影響するため、あの手この手で増加させないようにしています。
しかし、人口が多いため、この世代をターゲットとする商品は多く、文化の中心となっているようにも感じます。
不遇の時代は続く
今の40代前半の世代がこのまま5年後、10年後に他の世代を逆転できるのかと考えれば、むしろ差は開いていくように思えます。
5年後、10年後には、会社ではもっと虐げられた扱いになるのではないでしょうか。下手すれば退職金が削減されたり・・・。
年齢とともに収入は増加するので気付きませんでしたが、他の世代は収入は増加しているのに、Ranpaの世代は減っているとは・・・・。
やはり、不遇な扱いをされる会社からはアーリーリタイアして、自力で改善するしかないのでしょうか。本当に怖いのはこれからですが。