マインドコントロールのような義務感
本来は給料分の仕事をすれば、それ以上のことをしなくても良いはずですが、職場ではそう簡単に整理できないことが多いと思います。
職場でそれなりの地位や権限があれば、それなりの責任感を持つことになり、給料とは関係のない働き方をすることになります。日本のサラリーマンのサービス残業が多いことはこのような義務感からくるものと思います。
そのためか、いままで有給があっても殆ど消化できずにきたことは、「退職時に全ての有給を消化するには」にも記載しました。
仕事が多くなれば、休日出勤をして帳尻を合わせることも多くありました。当然、管理職以上は残業手当が無いのでサービスによる休日出勤でした。
しかし3連休があると
毎日会社で働いていると、○○をしなくては・・、○○もしなくては・・・ということが頭から離れることはなく、電車の中や家に帰ってもどこかに感覚として持ち続けていました。
しかし、3連休を通じて会社に行かないことがあれば、3連休最後の日にはそのような義務感が薄れてくることを感じます。サラリーマン業務のマインドコントロールが解けるようなものでしょうか。
以前、病気で入院をしたことがあります。その時は仕事を離れることになりましたが、その間は本来の自分を取り戻したように思えます。
アーリーリタイア生活が近づくと
あと数ヶ月すれば、アーリーリタイア生活が始まります。会社での立ち位置が変わったこともありますが、以前のような義務感は薄れつつあるように感じます。
「サラリーマンの心境・・3連休明けの月曜日」や「サラリーマンが感じる日曜夜の憂鬱」にも記載しましたが、気楽な気持ちで会社に行くことができています。
義務感は、会社に長く働く前提から生まれるように思います。辞めるからといっても「立つ鳥跡を濁さず」を目指していますが、「まーどうでもいいけどね・・・」という感覚も強くなりつつあります。
まだ、数ヶ月も出社しなくてはならないので、この心境は今後どのように変化していくのか分かりません。「まーどうでもいいけどね・・・」という感覚はさらに強くなるのでしょうか。
責任感が薄れ、気楽に出社できるのは良いことですが、この「どうでもいいけどね・・・」という感覚は、今後さらに大きくなってしまうのか気になるところです。