前年度の人事評価は?退職が近い社員の処遇について

2018年4月23日月曜日

残りの会社生活

Ranpaの会社では3月末を締めとして人事評価をする制度になっています。これまでサラリーマンとして人に評価される側、評価する側を経験してきましたが、もうすこしで終わりです。

リタイア後は他人から評価されたり、他人を評価する必要もなくなりますので、1つ嫌な仕事から解放されたことになります。

サラリーマンの人事評価

退職時に何のためにするのか分かりませんが、される側は退職時の最終評価を残します。「肩書きなしの名刺、これがサラリーマン最後の名刺か」にも記載しましたように組織上の部下がいなくなりましたので、評価する側は今回が最後です。

思えばサラリーマンとして、長い間、人事評価のために頑張ってしまう宿命のなかで生きてきました。

同期に遅れないためにや、後輩に抜かされないようになど、色々な想いのなかでサラリーマンは働きます。


忖度やアピールも必要な社会

最近よく聞く官僚の「忖度」も、そのようなサラリーマン社会のなかでは同情できる部分もあります。

優秀なサラリーマンは、評価者の好みや考え方を理解したうえで、先回りして期待に応えるように動きます。

下っ端で、ルーチン業務を担当している段階であれば、忖度やアピールをしなくても普通に昇格していくでしょう。

しかし一定のレベルになれば、経営層の好みや考え方に添った働きができることと、上手くすすめていることのアピールが重要になってきます。

経営レベルになれば守備範囲は広く、自分の思っていることをすすめてくれて、分かりやすく説明してくれなければ評価の対象にもならないということです。

興味深い退職決定後の評価結果は?

アーリーリタイアすることは半年前からカミングアウトをしていますが、仕事は十分以上に頑張ったと思っています。

退職が近ければ、将来の昇進など関係なくなるのですが、「セクショナリズムを感じなくなるのは、退職を意識しているため」に記載したように、頑張ってもあと少しなので頑張ろうという、通常とは違ったモチベーションが沸いてきます。

しかし、退職予定者に良い評価をする必要もなく、今回はどうなるのだろうと思っていましたが、1次評価は頑張ったとおりの妥当な評価となっていました。

2次評価以降は全体調整があるので、退職予定そして調整されるかもしれませんが、普通の評価であれば問題ありません。


アーリーリタイアを前にして改めて思うこと

退職予定社員に不遇な対応をする事例もあると思いますが、この時期においても頑張った分の評価をいただけるのは有難く、良い会社に勤めていたと改めて思いました。

退職まで約半年となった仕事の状況、立ち位置・引継ぎなど」にも記載しましたが、退職予定を伝えて、管理者としての役割を外してくれつつ、給料は下がらないところも温情的に見えてきます。

もし、人事評価がこのまま変更されなければ、送別会のスピーチで温情的で良い会社であったことを話したいと思います。

評価する側の最後の仕事としては

サラリーマンとして部下の評価は今回が最後です。思えば、部下の評価は面倒で嫌な仕事だったと思います。これまで部下と人間関係トラブルがなかったことは、本当に良かったと思っています。

最後の評価ということもあり、全般的にサービス評価にしてしまいました。本来であれば今後の評価とのバランスを考えますが、気にしなくても良いためです。

また、退職する上司に悪い評価をされれば、評価される側は納得しにくいものではないでしょうか。

良く言えばサービス評価ですが、悪く言えば適当な評価とも言えます。これまで部下の評価は面倒で時間を要していましたが、今回はコメントも少なく簡単にすすめました。

会社組織の中では、色々な人から評価をされることになるので、これも1つの正しい評価ということでしょう。これで部下とも円満な関係で退職ができそうです。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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