リタイアしてから最初のボーナスシーズン

2019年6月20日木曜日

退職ニュース

会社に行かない生活を始めてもうすぐ8ヶ月です。

給料の無くなった生活にも慣れましたが、今回、リタイアしてから最初のボーナスシーズンを迎えます。

冬のボーナスは有給消化中であったため満額支給を受けており、サラリーマンの皆さんとともにボーナスの有り難味を感じることが出来たのですが・・・。

リタイアしてから改めて考えるボーナスの使い道について記載します。

ボーナスの割合

サラリーマン時代の収入は「資産・収入状況」に纏めています。

ボーナスは会社の業績や評価によって増減するものでしたが、実際の手取額としては給料が5に対してボーナスは3ぐらいの割合だったように思います。

社会保険や社宅使用料などが控除された後の金額の比較です。

給料とボーナスの比率は会社によって異なりますが、勤めていた会社は業績が良ければ昇給ではなくボーナスを増加させる傾向がありました。

給料を上げてしまうと業績が悪化しても下げられないのに対し、ボーナスであれば自由に下げられるので、会社としては正しい選択であろうと思います。

そのためリーマンショックの時のボーナスは、業績上乗せ部分が無くなってしまい残念に感じたものです。


ボーナスの使い道

アーリーリタイアを目指していたので、ボーナスは基本的に退職後の生活費とすることになりました。

ボーナスの支給によって、リタイア資産が大きく増加することとなり嬉しいものでした。

実際の使い道としては、大半は社債投資に使っていたと思います。

毎月の給料以上に支出をしてボーナスで補填している人の話はよく聞くのですが、アーリーリタイアを目指すのであれば、ボーナスはリタイア資産として割り切る必要があります。

ボーナスが支給されたので、○○を購入しよう・・・と考えやすいのですが、ボーナス=リタイア資産と決めてしまえば、不要な物欲は生まれにくくなります。

投資によるモチベーション

ボーナスで投資元本が増加すれば、比例してインカムゲイン収入も増加します。

金融機関はボーナスシーズンに合わせて金融商品の販売キャンペーンをしますが、少しでも良い投資をしたくなるものです。

ボーナスを殆ど利息の付かない預金に預けるだけでは物欲の制御はしにくいのですが、利回りの高い金融商品への投資では物欲に勝る魅力が出てきます。

利回りの高い金融商品への投資は、ボーナスをリタイア資産として割り切るためのモチベーションになったものです。

不安社会による影響

ボーナスの使い道に関するアンケートでは、意外に貯金と答える人が多いようです。

2,000万円の不足問題など、多くの人は老後に不安を感じているためボーナスは貯金しておこうと考えるのかもしれません。

アーリーリタイアのためにボーナスをリタイア資産として割り切ることは賛成ですが、もし、殆どの人がそのような行動を取れば活気の無い社会になりそうです。

貯金する人が多ければ、個人消費が伸びずにデフレ経済が続くことになるのですが、ボーナスの使い道からも、将来が不安な日本の状況が分かるような気がします。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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