もともと投資はインカムゲイン目的なので、安定的に配当金が分配されるのであればリートでも株式でもどちらでも良いとは思っています。
しかし実際のところは不景気時代の株式を見てきたので当時は無配でも普通であり、そのトラウマから株式よりもリートを信頼してしまいます・・・。
ただし、リタイアしてふるさと納税が出来なくなってからは株主優待が気になるようになりました。
株主優待の情報が溢れている
昔よりも株主優待に力を入れる企業が増加し、それとともに株主優待に関する情報はとても多くなったと感じます。
証券会社のHPにも今月決算となる優待株が掲載され、書店に行けば優待関連の雑誌が数多く並べられていました。
リタイアして桐谷さんの優待生活を憧れる人も多いのだろうと思います。
そんな情報を見ていると、ついつい「少しだけ投資してみようか・・・」と考えやすくなるものです。
ふるさと納税が出来なくなって
「ふるさと納税」にも公開しているのですが、Ranpaはサラリーマン時代にふるさと納税で色々な返礼品をもらってきました。
しかし今年からは低所得者となりふるさと納税が出来なくなってしまいました。
ふるさと納税の返礼品は忘れた頃に送られてくるので、妙に得した気持ちになったものです。
返礼品が送られてくる生活に慣れてしまったので、今では少々物足りないものです。
オリックスの株主優待によって
唯一株式の投資をしているオリックスの優待は、カタログギフトの中から名産品を選んで送られてくるもので、ふるさと納税に近いものとなっています。
もともとオリックスは株主優待が始まる前から投資していたのですが、有難く優待サービスも利用させてもらっています。
嫁名義のものと合わせて、今年はうなぎと明太子をいただきました。
ふるさと納税が出来なくなって、このような株主優待をもっと増やせないか・・・と、優待株が気になり始めたものです。
優待に目がくらむと・・・
ただ、よく考えれば株主優待目当てに投資して株価が下落すれば本末転倒ですし、配当率の高いリートなどに投資をして現金で優待の品を購入した方が安全なようにも思えます。
一方で、ふるさと納税のように、忘れた頃に株主優待の品が送られてくれば、お得感があり妙な魅力を感じてしまうものです。
そのような人間の性質を利用して、企業側は少しでも費用対効果の良い株価対策をしているのですが・・・。
優待情報
投資しているオリックスは4%後半の配当利回りがあって、さらに株主優待もあるので有難い銘柄です。
国内の純利益ランキングでは20位ぐらいの規模で毎年配当も増額しているのですが、株価は低迷しているように見えます。
よく似た優待としてはKDDIが有名で、国内の純利益ランキングでは10位ぐらい、配当率は4%前半ぐらいの銘柄です。
この辺りであれば、リートの利回りが下がってきたので優待目的でも投資しても面白い銘柄のように思えます。
一方、優待のあるリートもあり、投資しているタカラレーベン不動産投資法人は10口以上の投資であれば、ヤマダ電機の「お買い物優待券」合計2,500円相当が送られてきます。
株主優待を考えると、ついつい経済合理性を無視してしまうので十分に気をつけててください。
リタイア生活をしていると、サラリーマン時代よりも優待に目がくらみやすくなるものです。