スーパーなどで支払う場面を見ている限りでは、今のところ殆どの人が現金払いをしているようです。
地方のスーパーは普及率が低いものかもしれませんが、店内には「キャッシュレス決済で〇%還元」というポスターをたくさん掲げてはいる状況下においてです。
ポイント還元なのでメリットはあるはずですが、Ranpaも使いにくさを感じています。
キャッシュレスに対する不安というが・・・
キャッシュレスが普及しない原因でよく言われるのは、現金ならば安心できるが、キャッシュレスはセキュリティー面で不安ということです。
しかし本当にそうでしょうか。
キャッシュレス決済によって便利になれば良いのですが、逆に面倒になるから使いにくいと感じます。
まず、どこで使えるのか分かりにくく、使えたとしてもポイント還元になるのか分かりにくく、ポイント還元となるにしても大した金額でもないという感じしょう。
もしどこでも一律に使えて、一律にポイント還元されるのであれば、何も考えずに使うことになると思うのですが、実際は全く違います。
PAYPAYなどのキャンペーンによる反動も・・・
〇〇PAYが急激に普及し、20%還元キャンペーンをやっていたこともあるため、その反動として、今の2%ポント還元では大したことの無いように感じてしまいます。
20%であれば多少面倒であっても、使えるかどうか確認して使う価値はあるのですが、2%であれば面倒なので現金払いをしてしまいます。
20%還元キャンペーンをしている際であっても、店内には「キャッシュレス決済で20%還元」というポスターをたくさん掲げていましたが、利用している人は殆ど見ませんでした。
当時は何故利用しないのだろう・・・と思ったものですが。
消費税アップの目くらましとして
キャッシュレスによるポイント還元は消費税アップに対する経過措置ですが、分かりにくいキャッシュレスをして消費税アップを煙に巻くという観点では成功しているのかもしれません。
8%の軽減税率とキャッシュレスのポイント還元が組み合わさり、得したのか損をしたのか分かりにくくなり、増税分を直接感じないようにはなっています。
メーカーは値上げを値上げと感じさせないように工夫するのですが、政府はそれを上手くやったのかもしれません。
支持率が低下せずに税収アップすることを目指しているのでしょうから。
思い当たる賢い使い方
正直なところ、キャッシュレスの使い方に苦労をしているのですが、強いて言えば実店舗でクレジットカードを使うことから始めるのが良いと思います。
〇〇PAYよりもクレジットカードの方が支払時に使用可能かどうかが分かりやすく、不自然さも少ないため、ポイント還元対象の店舗であり・なしによらず、払えるところはすべてクレジットカードを使っていきます。
そうして小口であってもクレジットカードで支払いをする癖をつけていきます。
ただし、〇〇PAYの方が還元率が高いことが多いため、〇〇PAYが使える店については事前に把握をしておいて〇〇PAYを使います。
普段使う店が〇〇PAYの対象かどうかを調べておき、〇〇PAYが使えると分かっている店は〇〇PAYを使い、それ以外はクレジットカードを使うという感じです。
現金の方が管理は簡単なのですが、ポイント還元の恩恵を受けるのであれば、そのような地道な努力が必要となるようです。