我慢が多いサラリーマン生活の中では、今はリタイア生活をするために我慢しているのだと整理をしていました。
そのようにアーリーリタイアを目標としていれば、自然と家計の収支も目的を達成するために工夫するようになってきます。
意識をしてきた収支の改善について記載します。
大きな固定費に注意する
一般的にも言われることですが、住宅、自動車、保険、通信などは調整しやすい大きな固定費です。
逆に電気や水道代などは調整してもあまり効果の無い固定費です。
闇雲に収支改善を実行しようとすると、やる気だけが空回りして、日々の生活に関係する水道や電気代などの効果の小さいものに力を入れてしまいます。
計画的に効果の大きな無駄を探し、時間をかけて手当てをしていくことが肝心だと思います。
特に住宅、自動車、保険は長期となればかなり大きな効果が出てくるはずです。
<関連ブログ>
アーリーリタイアのために買わない方が良いもの
家計の見直し対象にされる保険、Ranpaの加入状況
軽自動車の能力、アーリーリタイア目線での考察
投資する習慣をつける
投資は一歩間違えば危険でもあるのですが、適切にコントロールが出来れば収支改善に大いに役立つと思います。
投資をしていなければ、ボーナスをもらうと普通預金に放置することになってしまいます。
せっかく貰ったボーナスなのに、利息もつかない普通預金に放置するほど残念なものはなく、何かを購入する方がマシ・・・と、思えてきます。
投資が習慣となっていれば、今度のボーナスは〇〇に投資する・・・という具合に、消費ではなく利殖としての使い道に意欲が出てきます。
本当はボーナスで車を買い替えたい時期ですが、〇〇の株式が良い感じに下がっているので株式投資をしよう・・・という感じです。
含み損を抱えている場合であれば、ナンピン出来る金額は大きい方が良いので、今度のボーナスでナンピンすれば平均株価は〇〇まで下げられる・・・となります。
投資をする習慣を持つことによって、無駄な消費を少なくすることが出来て、我慢することなく資産を増やすことになると思います。
資産の増加速度を速める方法を考える
アーリーリタイアを目指していても、保有資産が無くて増加していく状況にも無ければ実現は不可能でしょう。
今はアーリーリタイア出来る資産はなくても、時間とともに資産が増加していく状況にあれば何時かはリタイア可能になるでしょう。
あとは、普通にしていれば〇年かかるところ、手当をすれば〇年短縮できる・・・といった工夫をしていけばアーリーリタイアは現実的になってくると思います。
その境地に至れば、立派なアーリーリタイア予備軍になっているはずです。
支出を減らして資産を増加させた結果、どれだけ働く時間を短縮することが出来るか・・・という命題にチャレンジすることがアーリーリタイアへの道であろうと思います。