近くといっても車で行かなくてはならないのですが、リタイア生活の散歩ルートの定番となる図書館が幾つもあることについては有難いと感じています。
ただ、それぞれの自治体には、それぞれの役所があり、それぞれの公的施設を建てており、本当に非効率と思っていますが・・。
その図書館でとある雑誌を見ていると、車が無くても生活できる場所で暮らす・・・という特集が記載されていました。
車が無くても生活できる場所で暮らす
車が無くても生活できる場所で暮らす・・・何となく、聞こえの良い響きです。
雑誌には、住宅費が安く、車が無くても生活できるとして、地方都市でのスローライフが紹介されていました。
地方都市であれば、安価な中古住宅がゴロゴロしており、バスなどの公共交通機関もそれなりにあるという点に着目しています。
そのような場所を選べば、意外と簡単にリタイア生活が出来るようにも感じてきます。
どのような生活となるのか
紹介されていたケースとしては、地方都市の駅近くであれば、大方の物資は徒歩で買い出しに行くことが出来るとのことで、バスと自転車を使えば不自由はしないようです。
さらに海が近ければ楽しみも増え、上手くそのような条件に合う物件が見つかれば、低コストで無駄の無い生活が出来るようです。
自動車の維持費も掲載されており、購入から燃料・駐車場代の他、車検などの費用を合計すれば、確かに大きな金額が違ってきます。
しかし実際のところは・・・
しかしリタイア生活を1年経験したRanpaとしては、車の無い生活は不自由に感じてしまいました。
せっかくリタイアして自由時間が増えたのに、車が無いので自由に移動できない・・・というのは寂しくないでしょうか。
また、バスや自転車で行ける場所以外にも行きたい場所は出てくるはずです。
近所にスーパーがあったとしても、違ったスーパーにも行きたくなるでしょう。
車が無くても生活できる場所で暮らす・・・は、何となく、聞こえの良い響きですが、実際はかなり制限された生活が待っていると感じました。
車が無くても生活は出来るか
サラリーマン時代の同僚は車を持たない人も多かったように思います。
都内では車が無くても生活は出来ますし、維持費は高く渋滞もするためで、特に独身者には不要なものかもしれません。
ただし、都会と地方都市では大きな違いがあって、都会では車を持たない人にも便利な環境になっているのですが、地方都市は車を持つことがベースでしょう。
都会では店舗の絶対量が多く、車以外の交通手段も多く、イザとなればレンタカーやカーシャアリングなどもあります。
まとめ
考え方は人それぞれですが、1年間リタイア生活を経験して分かったことは、地方の生活では車が無ければ生活を楽しめないということです。
雑誌を見て、内容に興味が湧いたものの、もし本当に車の無い生活を始める人がいれば可哀そうなことになるのでは・・・と思いました。