Ranpaは「町民税・県民税 申告書」の提出は初めての経験、サラリーマンの方も馴染みが無いと思います。
しかし、アーリーリタイアして無職になれば重要な手続きとなりますので、このブログで紹介していきます。
アーリーリタイアの恩恵を受けるための準備を始める
アーリーリタイアした低所得者がしなくてはならないこと
「町民税・県民税 申告書」について
因みにRanpaの自治体は町ですが、市の場合は「市民税・県民税 申告書」となります。
自治体のHPでは以下の記載があるように、アーリーリタイアして低所得者としての恩恵を受けるために必要な手続きとなります。
町民税・県民税の賦課資料となるばかりでなく、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料等の算定の基礎資料にもなります。
また、所得・税金に関する証明、国民年金保険料免除申請、福祉に関する負担金等の算定、保育料算定、就園奨励金助成、公営住宅入居申請等、様々な行政サービスを受けるためにもこの申告は必要なものです。
申告する内容は基本的に確定申告と同じですが、基礎控除の金額が所得税と異なるなど、少し違う部分もあります。
提出した時の状況
提出に際しては初めての経験ですので、早めに書類を入手して準備をしました。
入手した書類の注意事項を見ると、申告する内容に相応するエビデンスの提出が必要になるようです。
基礎控除以下ですが所得があるので、それらのエビデンスを印刷して準備し、一応、説明を求められた時に備え、エクセルで別表も作成しました。
提出期間は確定申告と同じで2月14日から3月15日ですが、予期せぬ資料を求められることを想定し、早めに申告することとしました。
しっかり準備をしたのですが、初めてなので1度では済まないだろうと・・・。
しかし、実際に提出した時の状況としては、思いの外、簡単なものでした。
社会保険料控除のエビデンスは求められましたが、それ以外は何も聞かれず、用意をしたエクセル別表の出番もありませんでした。
あっという間に提出は完了し、受領書を交付してくれました。
簡単なもので、あまり詳しく突っ込んでこないようでした。
結局、確定申告は?
以前「超朗報、リタイア生活者の方へ 配当所得の課税方式が選択できるようになったらしい」に記載した、所得税と異なる課税方式による個人住民税の課税選択についてですが、今回は見合わせることとしました。
確定申告不要でも、敢えて申告をすることによってリートの分配金で源泉徴収された税金の一部を取り戻すことが出来るのですが・・・。
住民税で配当所得を申告不要とすれば、住民税と国民健康保険の算定に影響を及ぼさないことが自治体のHPなどに明記されているのですが、国民年金の免除判定に影響を及ぼすかどうかは確認できませんでした。
恐らく国民年金の免除判定にも影響を及ぼさないと思うのですが、今回は初めての申請ですのでリスクは取らず、来年チャレンジしようと考えました。
上手くいけば数万円の還付となるのですが・・・。