感染者増でリタイア資産は減少、今週の値動き（7/13～7/17）

みんなでマスク等の対策をしてWithコロナで経済を再開していこう・・・という目論見は破綻してしまったようです。

新型コロナの収束は出来なくても、対策をすればコントロール出来るはずだったのですが、出来ていないことが分かってきました。

GoToキャンペーンでホテル系リートも少しは息を吹き返してきたのですが、東京を除外することとなり大きく値を下げました。

17日はユナイテッド・アーバンの決算発表でしたが、20年11月期の予想分配金は前回予想比で約3割の減配であったため、ホテル系以外のリートにも影響が大きいことが確認されました。

確かにユナイテッド・アーバンの物件はホテルや商業系の比率は高いのですが、各用途に資産分配をしている総合系リートであっても、マイナス分を吸収できなかったというインパクトは大きいと感じます。

新規感染者数は急増しているのですが、まだ重症者数・死者数は増加しておらず、これから増加していくのでしょうか。

気になるのは、海外でもよく似た現象が同時進行で起きており、新規感染者数が急増していますが、死者数は横ばい、若しくは減少気味です。

ウイルスは進化をしていく過程で弱毒化していくという説があり、もし弱毒化が進んでいるのであれば、感染が拡大しても大きな問題にならなくなるのですが・・・。

毒性の強いものは宿主となる人間が死亡するので滅びてしまい、毒性の弱いものだけが生き残って広まる・・・というような考えかたのようです。

ワクチンの開発も加速してきたようですが、まだ時間はかかるようですので、新規感染者の多い状態が続いても、重症者数・死者数がこのまま増えない状態で何とか踏ん張って欲しいところです。