リタイア資産と年齢の関係

2020年12月23日水曜日

年齢

リタイアに必要な金額はアーリーリタイアを考える際に必ず気になることです。

しかし、アーリーリタイアに関しては統計的なものが無いため、リタイア資産の実態がどのようなものなのか掴みにくいと思います。

雑誌の特集などには代表的なケースとしては取り上げられるのですが・・・。

そのリタイア資産ですが、年齢と金額の関係について思うことを記載します。

肌感覚としての傾向分析

リタイア資産の傾向として雑誌やネット等から感じ取るレベルとしては、30代では3,000~4,000万円、40代になれば4,000~6,000万円、40代後半から50代にもなれば6,000~ぐらいが多いでしょうか。

少ない情報をもとにした感覚的なものではあるのですが、若くしてアーリーリタイアをする人の方がリタイア資産は少ない傾向にあると感じます。

若ければ働いた期間は短く、給料はこれから昇給していくという時ですので、現実的なこととして資産は少なくなってしまうのだろうと思います。

しかし、若さを生かし、少ないリタイア資産であっても工夫してリタイア生活をしている印象がありますし、彼らから学ぶべきものも多いと感じています。

本来の必要額とは真逆の実態

リタイア資産はリタイア後の生活年数に比例して多くなるはずですので、本来であれば若い人ほど高額になるでしょう。

それなのに、若い人の方がリタイア資産が少なく、定年に近い人の方が多くなるという逆転現象が生じています。

どちらかが間違っていて、どちらかが正しいのか、若しくは、両方正しいのでしょうか。

仮に、両方正しいとすれば、早くリタイアするほどリタイア資産は少なくても良いことになってしまいますが。

リタイア資産を比較する際、同じ年齢の3,000万円と1億円とでは3倍以上の違いですが、年齢の差があればその違いはもっと大きくなります。

10歳若ければ、10年分の生活費も必要となりますので・・・。

少なくても出来る・・・が正しいのだろうか

これも肌感覚ではありますが、ここ数年、雑誌やネット等を見ていて感じることは、少ないリタイア資産でも若いうちにアーリーリタイアを始める人が目立つということです。

目立っているだけかもしれませんが、リタイア資産は少なくても出来ると考える人が増えているかもしれません。

若ければまだやり直しも出来るので、リスクを取りやすいことは事実でしょう。

上手く行かなければ、完全リタイアからセミリタイアに切り替えても良いですし。

しかし、働く期間が短ければもらえる公的年金の額は少なくなるでしょうし、年配になればアルバイトもしにくくなるなどのは考慮する必要はあると思います。

必要以上に働きすぎることは良くないと思いますが、必要レベルまでは働かないといけませんからね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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