なぜリタイアすれば時間は早く過ぎるのか

2020年12月24日木曜日

リタイア後の生活

リタイア生活を始めて3回目の年末、早いものだと感じます。

サラリーマン時代の1年の長さと比べて、長かったのだろうか、短かったのだろうか・・・と考えてしまいます。

答えは難しいのですが、長いと感じる部分もあり、短いと感じる部分もあるような気がしています。

一般的にリタイアした人は時間の経過を早く感じると言う人が多いのですので、サラリーマン時代との違いについて考えてみます。

時間の感覚の違い

サラリーマン時代の時間の感覚としては、一日は短く、振り返れば長く感じたように思えます。

働いていると、あっという間に午前中が終わってしまった・・・昼食を食べる時間が無い・・・など、多くないでしょうか。

忙しいので1日は短く感じるのですが、色々な事が起こりすぎるため、そうか〇〇をしてからまだ半年なのに、何年も前であったような気がする・・・となります。

逆に、リタイア生活は忙しいことが無いので、ゆったりと時間は流れますが、過去を振り返れば早かったように感じます。

リタイアするとサラリーマン時代の逆となり、一日は長く、振り返れば短く感じるようになるのでしょう。

違いが生じる理由

そのような逆の感じ方をする理由を考えました。

忙しく仕事をしていれば、集中している時間が長くなるため時間は短く感じるはずです。

それと同時に、日々新たな経験をするため、色々なことが記憶に残り、振り返ると多くの道をたどってきたように時間が長く感じます。

ただし、忙しさが続くことでストレスにもなるのですが・・・。

リタイア生活ではその逆となり、忙しく無いので1日は長く感じるのですが、仕事のように、日々新たな経験をすることも無いため、過去のことは記憶に残りにくくなります。

普通の食事を取っていると、昨日、何を食べたのか思い出しにくいのですが、特別な食事であれば覚えているのと同じことです。

仕事をしていれば色々なことが起こるので、特別なものとなり、過去の記憶として残りやすいのだろうと思います。

リタイア生活ですべきこと

そうであれば、リタイアによって変化が無くなり、記憶に残らない生活となってしまうのでしょうか。

リタイアすれば自由ですので、サラリーマンのような忙しい生活をすることも可能であろうと思います。

忙しくどこかに出かけたり、色々な趣味に没頭したりなど。

強制的に集中しなくてはならないのではなく、好きな時に集中すれば良いのだろうと思います。

疲れたら休むことも出来ますし、嫌なら止めれば良いですし。

何もしないリタイア生活をしていれば、1年経つのは早いと感じるのだろうと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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