昨年は死者数が11年ぶりに減少したというニュースを見ました。
皮肉にも、コロナによる影響と考えられるそうです。
死者数の減少とともに、昨年は出生数も過去最少、婚姻数も前年比12.7%減で、こちらもコロナが関係しているとのこと。
コロナはコロナによる感染者数を増加させ、死亡させるだけではなく、色々なところに影響を与えているのだろうと思います。
風が吹けば桶屋が儲かるように、リタイア生活にも影響を与えているように感じます。
そもそも死者数を増やさないための出費なのに
死亡率の高いコロナの対策として、経済活動を制限し、借金を増やして各種の支援をしてきた結果、死者数が例年よりも減少したことは、単純に喜んで良いことなのだろうか・・・。
何もせず、コストもかけずに死者数が減少したのであれば、とても良いことです。
しかし、死者数の減少と引き換えに、多くのものが失われたことは事実でもあると思います。
死者数の減少を費用対効果で考えるべきでは無いとは思うのですが、かと言って、その目的のためなら無限に費用を使うことが出来る訳でもなく・・・。
今回の数値には色々と考えさせられました。
コロナ禍で出生数が減るのは想像できる
一方で、婚姻件数や出生数は例年より大きく減少していることは、コロナ禍での生活においては予想どおりの結果でした。
感染拡大防止として活動を自粛をするため、当然の結果ですね。
しかし、コロナが収束すれば、この反動は出るのだろうか・・・。
将来の人口減少による負のスパイラルを避けるため、様々な少子化対策を講じていたところであったのに、コロナはこのようなことにまで悪影響を及ぼすのですね。
人口が減少して国の借金が増えれば・・・
定額給付金によって13兆円を使い、その後もGotoや〇〇支援金などで、日本は世界第2位の金額となる2兆2,100億ドルの対策をしているというニュースも見ました。
そのうち、将来返済しなくてはならない金額がどれだけあるのかは分からないのですが、コロナが収束した後は、それなりの金額の返済が待っているのだろうと思います。
ただでさえ、少子高齢化が進んで借金返済に苦しんでいるのに、我々のリタイア生活はどのようになるのだろうかと非常に心配です。
税金や社会保険料の負担が増える一方で、年金は少なくなるのでしょうね。
コロナによって、借金が増え、出生数が減少したことは、コロナ後の社会を生きていく上では大きな痛手として残るように思いました。
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