【誰のせい?】FIREという言葉が一般化したことによる弊害

2022年2月5日土曜日

アーリーリタイアの実態

アーリーリタイアする理由は1つではなく、様々であろうと思います。

もちろん、働きたくないから・・・というのもありますし、短期間に集中して働き、あとは自分の好きなことをする・・・という理由もあるのでしょう。

短期間に集中して働くために、ハードであるが報酬も多い仕事をする・・・というのも、生き方の1つであろうと思います。

アーリーリタイアする理由は1つではなく様々であろうから、いろいろな動機が含まれます。

褒められるものもあれば、非難されるような動機、その両方が混在するのでしょう。

アーリーリタイアのイメージ

FIREという言葉が一般的になって、アーリーリタイアのイメージは大きく2種類に分かれたと感じます。

1つ目は、若い時に収入の多い仕事をして資産を築き、アーリーリタイアした後は悠々自適な生活をするタイプです。

2つ目は、自由を得るために若い頃から極度の節約によってアーリーリタイアを実現させ、リタイア後もその節約によって凌いでいくタイプです。

ただ実際としては、そのどちらかというより、中間的なものであろうとは思いますが。

悪いイメージによって失われるもの

恐らく、従来からのイメージは1つ目でしたが、FIREという言葉が一般化してから2つ目のイメージが強くなってきたのではないでしょうか。

2つ目は現実逃避をしているようで、世間から悪いイメージを持たれてしまいます。

FIREを否定する人が多いのは、そのようなことが関係しているように思えます。

本来、短期間で実績を残した後、第二の人生を過ごす・・・というのは褒められる生き方であったように思うのですが、FIREという言葉の一般化によって状況は変化してきました。

良いFIREを忘れてはいけない

若い時に収入の多い仕事をして資産を築き、アーリーリタイアした後は悠々自適な生活をするというのは誰にでも出来ることではないと思います。

だからと言って、若い頃から極度の節約によってアーリーリタイアを実現させ、リタイア後もその節約によって凌いでいく・・・というも、それはそれで褒められるものではないのでしょう。

リタイアするのに必要となる資産を貯めるには、人それぞれ必要年数が違い、長くなる人もいれば、短くてもよい人もいると思います。

ただ、ダラダラと無計画に働くのではなく、少しでも短かくなるよう集中して働くことは誰にでも出来るのではないでしょうか。

そうすることで、生産的かつ理想的な人生に近づくように思うのですが。

悪いFIREが一般化して、それが悪いものとして定着しないことを願います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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