若くしてリタイアを目指す人から、定年が近くなって十分に働いたと感じて退職する人まで、アーリーリタイアには幅があるのでしょう。
働くコスパとしての観点から考えると、どの選択が最良なのだろうか。
当然、働き方やアーリーリタイアに対する考え方は様々で、色々な要素が関係するため、何が最良なのかは一概に言えないとは思うのですが。
単純にお金の面だけで考えれば、ある程度の答えを出すことが出来るのでしょうか。
給料のカーブ
普通、若ければ給料は少ないので、若くしてリタイアをする難易度は高いのでしょう。
或いは、給料の少ない時期だけ働いてリタイアするのは、コスパが悪いと言えるのかもしれません。
コスパ的に考えれば、給料の多い時期だけ働いてリタイアするのがベストですが、普通の人には難しいのでしょうね。
普通は長く働くことで経験を積み、給料はゆっくりと増えていくものでしょうから。
逆に、長く働いて経験を積んだことで給料が増えれば、辞めるのが勿体なくなってしまうというジレンマに陥ります。
資産運用のカーブ
資産運用する場合、運用資金が多ければ多いほど、普通はそこから生まれる収入も多くなると思います。
また、運用期間が長ければ長いほど、普通はそこから生まれる収入も多くなるのでしょう。
ということは、若い時期に十分なリタイア資産を貯め、それを長期間運用していく・・・というのが、コスパ的には最良になるのでしょうね。
ただそれは、誰にでも出来るものではないのですが。
現実的なリタイア時期
現実的に考えると、恐らく50歳を過ぎれば給料は下がることが多いと思いますので、その辺りまで働いてリタイアするのがコスパとしては良いのだろうと思えます。
ただ、資産運用はその時期になって開始するのではなく、もっと若い時から続けておきます。
若ければ運用資産が少ないのは仕方の無いことですが、長期に渡って続けることでそれなりに効果は出てくるのでしょう。
そのように考えると、給料が下がり始めた50歳ごろにリタイアするというのが、コスパ的には最良ではないかと思うのですが、どうでしょうか。
恐らくそれは、アーリーリタイアの一般形式ですよね。
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