先日、70代で4,000万円以上の貯蓄のある世帯は全体の約18%・・・というニュースを見ました。
真っ先に感じたのは、70代で4,000万円かぁ、何に使うのだろうか・・・ということでした。
スーパーに行くと、至って普通の高齢者がレクサスに乗って買い物に来る姿を見るのですが、そういうことか・・・と思いましたね。
一方で、100万円未満の世帯は約8%とのことです。
生活費月20万円で単純計算すると
仮に、毎月の生活費が20万円であるとして計算すると、4,000万円あれば16.7年間で使い切ることになりますね。
70歳であれば87歳です。
4,000万円と聞くと多いようにも感じるのですが、案外、そうでも無いのかなぁ・・・とも感じました。
寧ろ、人生100年時代なのに、87歳で貯蓄ゼロとなるのは危険・・・とも感じてきます。
追加要素
とは言え、4,000万円の貯蓄を持つ世帯であれば、それなりに公的年金の額も多いのだろうと想像します。
月10万円の年金がもらえれば、取り崩す金額は半分になりますので、使い切るのは倍の期間となる33.4年間に伸びるのでしょう。
さらに、4,000万円が金融資産で3%の運用収入が得られれば、120万円/年になりますね。
年金と運用収入だけで半永久的に生活が出来て、4,000万円は減りません。
不確定要素があるから
こう考えると、4,000万円あっても足りないかもしれないし、全く減らずに余ってしまうかもしれない・・・と、両極端ですね。
実際のところは、安全策をとって、4,000万円あっても足りないかもしれない想定で生活している人が多いのでしょう。
公的年金も資産運用も確実ではなく、不確定要素があるから安全策をとり、結果的には無駄になるかもしれない我慢や努力をしてしまいます。
闇雲に100%の安全を目指す人、上手くリスクをコントロールする人とでは、生活スタイルは大きく違うのだろうと感じます。
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