【疑問】リタイア資産は取り崩すのが前提なのか?

2024年6月15日土曜日

リタイア後の生活

リタイア生活はリタイア資産を取り崩すことが前提ではない・・・と思うようになったのは実際にリタイア生活をしてからのことです。

アーリーリタイアを計画している時は、収入が無くなれば、当然、リタイア生活はリタイア資産を取り崩すことになるのだろう・・・と考えていました。

実際、今の資産はリタイア時よりも増えていますし、リタイアされた方のブログなどを見ていても、殆どの方は増えているように思えます。

もちろん、相場環境が良かったから・・・というのも関係しているとは思うのですが、単にそれだけではないのだろうと考えます。


多い人はさらに多く

定年まで働いた人の多くは年金があるため、退職時の資産に手を付けず、年金だけで生活することが多いそうです。

年金に頼らなくても、そもそも資産の多い人は運用によって収入を得るため、運用収入>生活費となりやすいでしょう。

そのような人達も資産を減らさないよう、年金の範囲内、運用収入の範囲内で生活しているのだろうと考えます。

本来であれば、長く働いた人ほど、資産の多い人ほど、リタイア資産を多く取り崩すことが出来るはずだと思うのですが。

少ない人も少ないなりに

早めにアーリーリタイアをしたなどでリタイア資産が少ない人も同様です。

ブログなどを見ていると、リタイア資産は少なくとも、減らずに増加している人が殆どのように感じます。

質素倹約に励みつつ、様々な工夫とバイト収入などによってリタイア資産を増やしているようですね。

リタイア資産が少ない人ほど、減らさないよう努力するのだろうと想像します。

不安がそうさせる

収入が無くなればリタイア資産を取り崩して生活する・・・というのは、誰しも想像することではあるあのですが、意外にそうでは無いように思えてきます。

恐らく、不安によって減らしたくない・・・と考えるからであろうと思います。

計算上では資産が減っても問題ないと、理性では分かるのですが、感情がそれを許さないのでしょうね。

効率的なリタイア生活をするためには、不安をコントロールする技術が必要となるのだろうと感じています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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