最近はデフレマインドを卒業し、物価上昇にも慣れてきたなぁと感じます。
購入予定があれば、早く買っておかないと値段が高くなってしまう・・・と感じるようになりました。
既に手遅れとなってしまい、以前はもう少し安かったのに・・・と感じることも増えました。
早く買わなければどんどん値段は上がっていく、お金の持つ人が得する環境になってきたのかもしれません。
お金のある人が得する環境
インフレになると資産を持つ人と持たない人との差は、デフレ時代よりも大きくなってしまうのだろうと考えます。
資産を持つ人は、インフレによってその資産の価値が高まるのでしょうから。
逆に資産を持っていない人は、そもそも増加する資産がありませんよね。
それどころか負債などのマイナス資産を持つ人は、金利が高まりより厳しくなってしまいます。
得する順番
ただ、資産があるといっても現・預金だけであればマイナスでしょう。
得する順番を付けるなら、①資産が多く、投資をしている人・②資産が少ない人、③資産は多いが現金預金だけの人の順になるのかもしれません。
リスクを取る人はリスクを取らない人から価値を吸い上げる・・・という言葉を聞いたことがあります。
インフレになるほど、それが顕著に表れるのだろうと思います。
リタイア生活者には有利?
リタイア生活者は賃上げの恩恵を受けませんので、自力で資産を増やさなくてはならないのだろうと考えます。
もし、③資産は多いが現金預金だけの人になってしまうと、インフレのマイナス影響だけを受けてしまいますので。
リタイア生活者は誰もがそれなりのリタイア資産を持っていると思います。
長期で見ると、資産運用するリタイア生活者と現金のみのリタイア生活者との差は想像以上に広がっていくのかもしれません。