アーリーリタイアされた方々が公開している資産額の殆どは、概ね、時間とともに増加しているような気がしませんか。
逆に、右肩下がりに減り続けている人は殆どいない。
資産運用しつつ、節約もしつつ、働くこともしているのでしょうか。
一時的には株高等による影響もあるのだろうとは思うのですが。
減るのが本来の姿
リタイアすれば時間とともに資産は減っていくのが本来の姿であろうと思います。
資産額が少ないので減らしてはいけない・・・という人ならまだ分かります。
しかし、多いにもかかわらず、さらに増え続けている人は多いですよね。
リタイア後の資産額の推移については、イメージと現実とに大きなギャップがあるのではないかと感じます。
いつかは減らさなければならない
とは言え、永遠に増やし続ける訳にもいきません。
使わなければ無駄に余らせてしまいますので。
いつかは減らさなければならない・・・と、分かっていても減らしたくないという気持ちになってしまう。
増え続けていれば安心感が得られ、減り続けると不安になるからでしょうね。
人間の心理
そんなにいらないのに、一応もっておきたい・・・という気持ちはよく分かります。
理性ではなく感覚で行動してしまうのが人間の心理。
働かなくてもよいぐらいの資産があるのに働き続けるサラリーマンもそうですが、資産を減らさないよう努力するリタイア生活者も同じですね。
サラリーマンであってもリタイア生活者であっても、努力して不安を打ち消したい・・・という呪縛から逃れられないのかもしれません。
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