パート労働者は働きすぎると税金や社会保険料が増えるので働く時間を調整します。
税金や社会保険料がかからない範囲で働きたいと考える人は多いのだろうと思います。
そもそも年収の壁を高めれば、高めた分だけ働く人は増えるのだろうか。
年収の壁問題はアーリーリタイアを目指す人との共通点があるような気がします。
働くタイパ
働けば働くほど時間に比例して収入が増えるのであれば良いのでしょう。
ただ年収の壁により、ある所から税金や社会保険料がかかるので、収入は働いた時間に比例しなくなってしまいます。
タイパが悪くなるぐらいなら、悪くならないところでやめておく。
当然のことですね。
程良い時間
さらには、多くのパート労働者にとって年収の壁の手前ぐらいが程良い労働時間になっているのだろうとも思います。
もし殆どの人が年収の壁を超過して働いていれば、今さら年収の壁問題は発生しない。
程良い時間だからこそ、それを少し高めてほしい・・・という要望が出てくるのだろうと思うのです。
パート労働者にとっては年収の壁ぐらいの収入額が意識されやすいハードルになっているような気がします。
気付きやすさ
パート労働の場合、程良いところに壁があり、時給制だからタイパを意識してしまうのですが、累進であっても目立った壁がなく、給与規定も複雑なのが一般的なサラリーマンです。
そんなことから、サラリーマン労働はパート労働のような費用対効果が意識されにくい。
それを意識する人からアーリーリタイアを選択するではないかと思うのです。
パート労働者の年収の壁問題は、アーリーリタイアを考える動機と共通点があるのではないかと感じます。
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