アーリーリタイア いくら必要、必要資金

2018年3月24日土曜日

生活費

アーリーリタイアするには、いくら必要でしょうか。これからアーリーリタイアを考えている人にとってはとても興味のある情報と思います。結局は人それぞれですが、Ranpaの考えている必要額を記載します。

リタイアは40歳か45歳か

人生100年時代となる中で、自分は何歳まで生きることができるのか分かりません。自分だけではなく家族も同様です。

Ranpaは45歳でリタイアをしますが、50歳であればプラス5年分の収入が得られます。当初40歳でリタイアを計画していたことは「アーリーリタイアをすることに至った経緯」に記載しましたが、40歳ではリタイアの必要資金として不十分と判断しました。給与収入が得られる期間が長ければ、リタイア資金を多くためることができる他に、リタイア後の期間が短くなるため、必要資金が少なく済みます。

1年間の生活費を250万円とした場合、5年の違いで必要資金は1,250万円増加します。逆に、給与収入などで1年間に250万円の資産を増加できる場合、5年間で1,250万円の資産を増加させることができます。5年の違いで必要資金が1,250万減少し、1,250万の資産が増加するため、合計2,500万円の差が出ます。必要資金は何歳でリタイアするのかによって大きく異なります。

持ち家か賃貸か

住宅費用は生活費の大きな割合になるため、住宅費用によって必要資金は大きく異なります。持ち家でも税金や修繕費は必要になりますが、賃貸は死ぬまで毎月家賃を支払い続けることになります。

賃貸の場合は、自分が生きる最大年数まで家賃を払う前提で、必要資金を計算することになります。Ranpaの場合は持ち家の方が必要資金を抑えられると判断し、中古の戸建を購入しました。

購入にあたっては、アーリーリタイアを前提に、好みよりも経済合理性を優先しています。詳細については「購入した1400万円の一戸建てはどんなものか、セキスイハイムの特徴」や「不動産購入者必読!物件選定から購入までの経緯を報告」に記載をしています。



今の生活費はいくらか

リタイアすると人間関係が希薄になり、収入が少なくなること、忙しさによるストレス解消のための物欲がなくなるなどから、サラリーマン時代よりも生活費は少なくなると言われます。

ベースは今の生活費になりますが、カードで購入するものや電子マネーにチャージして使うものなどがあり、1ヶ月にいくら使っているのか把握しにくいと思います。そこで、Ranpaは2ヶ月間、家計簿アプリで支出額をカウントしました。その結果、15万円程度であることが分かりました。詳細については「退職後の生活費を試算してみた」に記載をしています。

運用利回りと取崩額でシュミレーションする

前提条件が決まってくれば、自分が生きている間に底をつくことのない範囲で資産を取崩すこと、保有している資産からの運用益を考えてシュミレーションします。Ranpaの場合は以下を想定しています。詳細については「給与以外の収入を増加させ、安定化させる」に記載をしています。
  • 年間支出額:240万円
  • 年間運用益:140万円
  • 年間取崩額:100万円
上記の元となる資産は以下を想定しています。
  • ソーシャルレンディング:1,200万円
  • 株式・リート:3,000万円
  • 社債等:5,000万円

親の資産の状況は

いつかは親の資産を相続することになります。老後の生活費のために働いても、財産を相続して使い切れずに自分も死んでしまうことはとても不幸なことです。リタイアするための必要資金には、相続するであろう財産も考慮しておく必要があります。

それらを含めてこれだけあれば底をつくことがなく、余らせることもない絶妙な金額を必要資金とすることになります。お金は邪魔にならない・・と思いますが、実際には老人になってお金があっても使うことがないと良く聞きます。

必要資金は正しい答えが出せない難しい見込みの試算ですが、Ranpaは上記のような考え方ですすめてきました。「退職後の生活費を試算してみた」や「長生きリスクを考慮した老後の必要資金について考える」にも必要資金についての記載をしていますので、興味がある方はこちらもご確認ください。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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