リタイア後に必要となる健康管理の費用

2019年3月20日水曜日

生活費

サラリーマン時代は毎年健康診断を受けることがルールになっていました。

これは労働安全衛生法で、事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行なわなければならない・・・と定められているからで、入社時と年に1回実施をすることが必要です。

会社負担となるので、最低限の項目のみ実施するのか、人間ドックなどで幅広い項目まで実施するのか、検診範囲は会社が決めることとなり差異があります。

Ranpaが勤めていた頃は人間ドックを受けていましたが、本人は1,000円ぐらいの一部自己負担があり、配偶者の自己負担は4,000円ぐらいでした。

リタイア後の健康管理について

定期健康診断をすれば病気などの早期発見ができるのか・・・と言えば、必ずしもそうでは無いように思えますが、一部の病気が早期発見されていることも事実です。

サラリーマン時代は、受診する・しないの判断をすることはなく、毎年受診するルールになっていたので受診を続けてきました。

リタイア後も受診を続けるかどうかは悩ましいところです。

簡単なものであれば低額で自治体の検診を受けることは出来ますが、人間ドックを100%自己負担で受ければ4~5万円程度の費用になります。

健康管理の費用は必要経費

今までは殆ど会社負担だったので気になりませんが、4~5万の費用を嫁と2人分で10万円程度となれば、それなりの金額です。

効果があるのか無いのか分からない健康診断に高額な費用を支払うのは無駄なことのようにも感じてしまうのですが、健康管理の費用は必要経費として割り切る方針です。

もしサラリーマンを続けていたなら会社の健康診断で早期発見出来ていたのに・・・となっては本末転倒で、何のためにアーリーリタイアしたのか分からなくなるでしょう。


費用は来年から

今の健康保険は勤めていた会社の任意継続をしているのですが、任意継続でも被保険者の期間は勤めていた時と同じ費用で人間ドックを受けることが出来るようです。

そのため、まだ今年は数千円程度で人間ドックを受診することが出来ます。

来年以降は100%自己負担になるので、どの範囲まで受診するかを考えることになります。

数多く受ければ良いというものでも・・

人間ドックでも一般的な日帰りコースの他に、オプションとして○○ドックや○○検診などを付加することも出来ます。

健康管理としては可能な限りすべて受診した方が良いのかもしれませんが、費用も高額になるので非現実的と考えれば、やはり一般的なものを受けておくべきでしょう。

今のところ、人間ドックと自治体の検診を隔年ごとに受診することを考えています。

参考までに、Ranpaの自治体の検診費用は以下となっています。とても低額なので気になってしまいます。

特定検診:500円
胃がん検診:1,000円
肺がん・結核検診:200円
大腸がん検診:1,000円
乳がん検診:1,000円
子宮頸がん検診:1,000円

※特定検診とは、身体計測・血圧・血中脂質検査・肝機能検査・血糖検査・尿検査等

悩ましいのは、項目だけを見れば人間ドックとあまり変わらないのに、費用が大きく違うことです。

恐らくCT検査や内視鏡などが無い程度の違いではないでしょうか・・・。

そのため、今年は会社の人間ドックを受診し、来年は自治体の検診を受けて様子を見て、あまり変わらないと思えれば、CT検査や内視鏡だけを自己負担で受診するのも良いのではないかと思います。

検診費用の準備

今のところ、人間ドックと自治体の検診を隔年ごとに受診することを考えていますので、按分した健康診断費用として毎月5,000円を毎月の生活費に組み込んでいます。

生活費は毎月20万円を想定していますが、この5,000円も含んだものとして計算をしています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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