働かなくてよいことは確かに幸せですが、例えば、同じ働かないにしても、お金持ちなので働かなくてもよい人はもっと幸せなのだろうか・・・など。
幸せの評価は他人と比べて〇〇というような相対的なものであって、絶対的なものではないような気もしています。
大金持ちの生活と、リタイア生活との違いについて考えてみました。
お金持ちの生活
お金持ちといってもレベル感によって様々ですが、大金持ちともなれば自家用ジェットやフェラーリなどの高級車を何台も所有しているそうです。恐らく、高級な家に住み、高級なものを身に着け、高級なものを食べる生活をしているのでしょう。
働きたくなければ働く必要は無く、自由に何でも出来そうに思えるのですが、お金で買えないものもあり、出来ることには限界もあるはずです。
大金持ちが寄付などの社会貢献をするのは、お金だけでは手に入りにくい、名声や栄誉などを求めてしまうことにあると思います。
海外のセレブが時々奇抜な行動をして逮捕されますが、普通では満足できなくなって普通ではないことをしてしまうのではないでしょうか。
お金による幸福は、酒や麻薬によって得られる幸福に近いようにも思えます。
お金持ちの生活と、リタイア生活との違い
リタイア生活も自由に何でも出来るという点において、お金持ちの生活と一部重なる部分があるように思えます。ただし、何でも欲しいものが買える訳ではないので範囲は限られます。
親がお金持ちであれば子供は生まれた時からお金持ちなのですが、リタイアした人は長年働いた結果として自由を手に入れる点でも異なります。
自由な生活が出来ることは同じであっても、若い時から自由である方が価値は高いのであろうと思います。
その意味では、定年してリタイア生活をするよりも、アーリーリタイアした方がお金持ちに近いのでしょうか。
お金はあった方が良いのですが
お金はあった方が良いのですが、何でも手に入れば幸せになるかは疑問です。例えば、スポーツ選手が国内で頂点を極めた後に海外を目指すことは多いのですが、頂点に立ってもさらに高いハードルを設定したくなるはずです。
恐らく、頂点を極めたことによる幸せはあると思うのですが、その幸せは一時的なものであって、練習して上達を実感することでさらなる幸せを求めたくなるのでしょう。
そう考えれば、スポーツは頂点を極めるだけではなく、普通のレベルの人が練習して上達を実感するだけでも十分な幸せが得られるように思います。
結局、幸せとは相対的なものであって、絶対的なものではなく、お金持ちだからといって幸せとは限らないかもしれません。
そう考えると、天国は本当に幸せなのだろうか・・・と思う時があります。
意外に、アーリーリタイアして得た自由な生活ぐらいが幸せなのかもしれないと考えることがあります。
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