リタイア後の予期せぬ出費について②

2020年8月1日土曜日

生活費

リタイア後の予期せぬ出費について①」の続きです。

リタイア後の予期せぬ出費として医療費も心配事であろうと思います。

しかしRanpaとしてはリタイア後に必要となるお金として、特段、医療費の手当はしていません。

リタイア後の予期せぬ出費について①」に記載のとおり、月々の生活費の予定額をギリギリにするのではなく、少し余裕を持たせることで大丈夫だろうと考えているためです。

Ranpaが考える医療費について記載します。

意外と医療費は高くならない

自分が病気になって長期の入院や手術をするかもしれないため、医療費の手当ては必要のようにも思えます。

しかし、Ranpaは健康保険には高額療養費制度があるので心配していません。

高額療養費制度とは、1か月の医療費の自己負担額が高額となったとき、申請すると一定の金額を超えた金額が戻ってくる制度です。

一定の金額とは収入等によって決められたもので、Ranpaの場合は35,400円です。

保険適用外の費用はこれ以外にも発生しますが、通常の治療費としては最大で35,400円/月になるので、入院や手術をしてもそれほど大きな金額にはならないと思います。

何か月も入院すると、百万円単位の支払いになる・・・と、感じますが、意外にそれほど高くならないでしょう。


医療保険も契約していない

以前、「生命保険料はいくら支払っている?」にも記載したのですが、Ranpaは医療保険の契約もしていません。

治療費が高額になっても健康保険の高額療養費制度があるので、民間の医療保険は要らないと考えているからです。

平日の昼間はTV等で高齢者向けの医療保険のCMをよく見ますが、健康保険の高額療養費制度は高齢になれば自己負担の上限額がさらに下がるため、高齢者の方が不要ではないかと思うのですが・・・。

医療保険であっても、月に数千円の負担が発生しますので、不必要なもののために支払うこともないように思います。

高齢社会のリスク

ただし、健康保険の高額療養費制度だけで全くリスクが無い訳でもありません。

働き手の人口が減少し、医療費を多く使う高齢者の人口が増えていけば、健康保険制度の収支は合わなくなっていくでしょう。

現状の制度がそのまま10年後、20年後も維持することが出来るのか心配です。

恐らく、無くなることは無いとは思いますが、上限額が上げられるなどの悪化はしていくのだろうと思います。


自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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