例えば、以下のようなものです。
①リタイア後は生活サイクルが変わるので生活費が読めない
②修繕や買い替え、医療費など、突発的に発生する費用が読めない
③何歳まで生きるのか分からないので、何年分の生活費が必要か分からない
このうち、①については、努力すればサラリーマン時代の生活費から何とか推測は出来るのですが、②や③はリスクとして準備する他に無いと思います。
同時期に購入したテレビが故障
昨年の12月、Ranpaの実家の親のテレビが故障したので買い替えをしました。家電エコポイントの際に購入した記憶がありますので、約10年使ったようです。
先日、同じ時期に購入した嫁の実家の親のテレビも故障しました。
それぞれ違うメーカーの機種ですが、同じぐらいの年数で故障するものですね。
調べてみると、液晶テレビの寿命は平均で10年との事で、一般的な年数だったようです。
両方とも、ある日突然、映らなくなったようです。
突然の出費は、油断しているところに前触れもなくやってくるのですね・・・。
大きいのもは家と車
突然の出費で困るのは、金額が大きくなる家と車であろうと思います。壊れそうには感じないのですが、それぞれ寿命があるはずで、そのうち突然故障して困ることもあるのだろうと思います。
しかも、大物は故障すると修理や買い替えが面倒なので厄介です。
賃貸に住んで、車を持たずに生活している人の場合、予期せぬ出費が発生するリスクは少なくなるのでしょうね。
最近は新型コロナの影響でPCが高騰しており、家や車ほどではありませんが、この時期に壊れると痛い出費になってしまいます。
予備費の算出は難しい
アーリーリタイアするために必要となる金額を計算する時、予期せぬ出費のためにどれぐらいの予備費を準備するかは難しい問題です。
発生するかどうか分からない費用をカウントし始めれば、無限に増えていくことになりますし、多く準備をするほどアーリーリタイアの開始が遅れていきます。
そのためRanpaの場合は、敢えて予備費の準備をしないことにしました。
ただ、月々の生活費の予定額をギリギリにするのではなく、少し余裕を持たせることにしています。
予期せぬ出費があっても、時間が経てば余った生活費でリカバリーできますし、予期せぬ出費がなければ、予定していた生活費を使い切れば良いでしょう。
発生頻度の低いリスクもすべて手当すれば安心ですが、費用がかかりすぎるため、最悪のケースにならないレベルを見極め、そこまでをカバーするのがリスクコントロールであろうと思います。
発生頻度の低いリスクもすべて手当すれば安心ですが、費用がかかりすぎるため、最悪のケースにならないレベルを見極め、そこまでをカバーするのがリスクコントロールであろうと思います。
ただし、家の修繕や車の買い替えなどが起これば大きくなるので、リカバリーには時間がかかるのですが・・・。