会社を辞める最良のタイミングについて

2020年10月6日火曜日

アーリーリタイアのスタート


自営業者で無ければ、いつかは会社を辞める時が来るはずです。

定年退職を目指す人もいれば、少しでも早く辞めたいと考える人もいるでしょう。

会社を辞めてリタイア生活をするには資金の準備が前提となるのですが、それ以外に考慮すべきことは無いのでしょうか。

サラリーマン生活を満足して終わらせ、良い状態でリタイア生活に移行させる方法について考えてみます。

有名人の場合

これからなのに・・・というタイミングで引退をする人がいます。

特に有名人の場合は、絶頂期に引退することで、伝説として語り継がれますよね。

漫画『鬼滅の刃』の作者も大ブームとなっている状況で引退されたのでは...という噂ですが、もっと引っ張れば、間違いなくさらに多くの収入を得られたと思います。

ピーク時に引退することで、他人に良く見てもらえるだけではなく、本人としても満足した状態で辞めることとなり、引退後は良い余韻を残した幸せな生活を過ごすことが出来るのでしょう。

それは普通の人にも当てはまると思います。

サラリーマンを長く続けると、ピークアウトした悪い環境下で退職することになるかもしれません。

せっかく長く働いたのですから、悔いのない状態で退職したいですよね。


ピークの時期は分かりにくいもの

仮に、ピークの時期に辞めようと考えても、ピークの時期を認識することは難しいように思えます。

本当はピークに差し掛かっている時期であるのに、まだまだ出来る・・・や、これでは不十分・・・などと考えてしまいます。

与えられた時間は有限ですが、毎日繰り返し会社で働くことで、時間は無限にあるように錯覚し、ゆっくり構えてしまいます。


株式の売買と同じで、ピークの時期とは後にならないと分からないものですからね。

誰もが、最安値で買い、最高値で売りたいと考えるのですが、未来を知らない限り確実に予想することは出来ません。

少し早めで良いのだろう

明確な目的があれば成し遂げた時の達成感で気付くのですが、そうでなければサラリーマンがピークに気付くことは難しいのだろうと思います。

可能とすれば、腹八分目ぐらいの満足感を目指すぐらいでしょうか。

Ranpaの場合、45歳でサラリーマンを辞めました。

続けていれば、もっと資産は増えていたはずですから、それぐらいの年齢で辞めて勿体ない・・・と言われることもありました。

しかし、もう少し働けば下り坂が見えてくるはずで、それを見ずに辞めることが出来て良かったと思っています。


後味の良い退職をするためにはピークの時期に辞めるべきですが、本当のピークは誰にも分からないため、準備が整っていれば少し早めぐらいが丁度良いのかもしれません。


興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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