ゴールが通過点になるとアーリーリタイア出来ない

2021年2月9日火曜日

時事ニュース

先日、大阪国際女子マラソンを少しだけTVで見ました。

コロナの関係で通常コースを使わず、長居公園の周回コースを走るということで、どのような感じになるのか興味があったためです。

見ていると、周回コースでも全く違和感はなく、今後もこのような方法で良いのではないかとも思いました。

優勝された方のレース後のインタビューでは、今回の優勝は通過点に過ぎない・・・というようなことを言われていました。

通過点に過ぎない・・・というフレーズはスポーツではよく聞く言葉ですよね。

通過点に過ぎないと考える理由

オリンピックなどの上位の大会を目指す選手は、それ以外の試合で優勝しても満足出来ないので通過点となるのでしょう。

しかし、オリンピック以外の試合で優勝することも簡単ではなく、試合前には本気でその試合の優勝を目指していたのだろうと思います。

ただ、実際に優勝すると次のことが見えてきて、これぐらいではダメだ・・・・と感じるので、そのような思考になるのでしょう。

まだ手に入れていないものは欲しいと感じますが、それが自分の手に入った瞬間、それだけでは満足できなくなり他のものが欲しくなります。

そのため、せっかく手に入れたとしても、通過点と感じてしまうのでしょう。

アーリーリタイアの場合

これは、アーリーリタイアにも当てはまると思います。

アーリーリタイアするには働かなくても生活が出来るレベルのリタイア資産が必要ですが、長い時間をかけてコツコツ貯めたとします。

目標額に到達した時、これぐらいの金額では不安だ・・・、ここを通過点としてもう少し貯めよう・・・となるでしょう。

アーリーリタイアは片道切符でリスクのあることですから、不安感が決断力を鈍らせます。

そうして、やっと到達したゴールが単なる通過点に変わってしまうのです。

お金が多くあれば、あるだけ安心感は増しますし、通過点と考えるのも悪い事ではないのですが・・・。

実際、そうしてズルスルと行ってしまう人はかなり多いと思います。

アーリーリタイアを実現させるには

アーリーリタイアを実現させるには、やっとの思いでゴールに到達した時、それが通過点にしないことが重要であろうと思います。

その方法は計画と準備であろうと思います。

綿密な計画をしたうえで、計画通りに実行すれば問題無いというシュミレーションを繰り返すことで、不安を払拭して計画通りに実行することが出来るようになります。

また、準備を進めることで、後戻りが出来なります。

Ranpaは、退職の1年前にリタイア後に住む家を購入しましたので、それ以降、後戻りすることが出来なくなりました。

最後の決断をする際のハードルは、想像以上に高いと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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