【何でだろう?】1億円持っていてもリタイアしない理由

2021年6月17日木曜日

働き方

会社を辞めて収入が無くなるというのはとても大きな変化です。

サラリーマンを続けていれば、普通は生活が出来なくなるとは思いませんよね。

リタイアして収入が無くなれば、時間とともにお金が減って、いつかは生活が出来なくなるかもしれないことを想像してしまいます。

貯金してお金が増えていく環境と、貯めたお金が減っていく環境とでは、感覚的に全く違う世界になるのだろうと思います。

資産が減る恐怖

サラリーマンを続けていれば、いつかは、もう働かなくても大丈夫・・・という時が来ると思います。

しかし、リタイアすることを選択せずに働き続ける人は多いでしょう。

働き続ける理由には色々あるとは思うのですが、貯めたお金が減っていくことへの恐怖もその1つであろうと思えます。

1億円あればアーリーリタイアしても大丈夫だろう・・・と、普通は思うのかもしれません。

しかし、実際に1億円を貯めた人がそこから減っていく段階に移行する時には、資産が減っていく恐怖を感じ、もう少し働いておこう・・・と考えてしまうのです。

お金持ちが働き続ける理由

これは、お金持ちが働き続ける理由でもあるように思えます。

これまでずっと資産形成という山を登ってきた人が、折り返して山を下る時になれば、今まで見たことの無い景色を見ることとなり、落ち着かないはずです。

出来ればこのまま、山を登り続けていたい・・・と考えるのではないでしょうか。

金額とは関係なく、お金が増えていく環境には魔力があるのだと思います。

もうこれ以上、増やさなくても良いと分かっているのですが、登らせてしまうという魔力です。

越えなくてはならないハードル

引き際が肝心と言われますが、いつか止めなくてはならないものでも先延ばしをしてしまうことはよくあります。

そうして、引き際を見誤ることで失敗することも良くありますよね。

アーリーリタイアするというのは、正しい引き際を見定めて、働くことを止めることだろうと思います。

お金が増えていく魔力、お金が減っていく恐怖に惑わされ、不必要に働き続けることで貴重な時間を無駄にしてしまいます。

お金が増えていく魔力、お金が減る恐怖というのは、いつかは越えなくてはならないハードルであろうと思います。

ただ、想像以上に高いハードルなので、越えられない人が多いのだろうとも思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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