アーリーリタイアの成功って何だろう?

2021年6月19日土曜日

リタイア後の生活

長い時間をかけてアーリーリタイアを計画し、それを実践しているのですが、計画は成功したと言えるのだろうか・・・と考える時があります。

とりあえず、サラリーマン時代の生活水準のまま、生活は続けられていますので経済面では成功したと言えるのかもしれません。

ただ、本当に手に入れたかったものが手に入ったのか・・・と考えると、答えは難しくなってきます。

確かに自由ですし、我慢して朝起きる必要は無くなりましたし、日曜の夜の憂鬱も無くなりました。

しかし、それで本当に成功と言えるのだろうか。

成功・失敗の基準

整理して考えると、成功・失敗の基準としては、経済面と精神面、それぞれで合格ラインがあるのだろうと思います。

経済面としては、お金が無くなり再就職しなくてはならなくなれば失敗でしょう。

そこまで行かなくても、我慢をしてギリギリの生活レベルになってしまった場合も失敗だろうと思います。

難しいのは精神面で、暇すぎたり、寂しすぎたりなどで、再就職しなくてはならなくなれば失敗でしょうか。

リタイアして満足しているか・・・というのは判断基準となるはずですが、満足の尺度は曖昧で、自分が満足しているのかどうかは測りにくいはずです。

失敗した人がいるとすれば

仮に、アーリーリタイアした後、経済的に厳しくなり、少々、暇にもなったため、再就職をする人がいたとします。

その人は、自分では失敗したとは思わないかもしれません。

新たなことを経験したいので、軽くアルバイトを始めよう・・・となっていく人は多いような気もします。

悪い事ばかりでなければ、自分で失敗したと認識する人は少ないのではないだろうか。

コロナショックでリタイア資産の運用に失敗し、想定外の損失を出した人はそれなりにいるとは思うのですが・・・。

アーリーリタイアの失敗は無いのかも

アーリーリタイアは長い準備が必要ですので、アーリーリタイアすること自体がゴールでもあったと思います。

会社を辞めて働かない生活をスタートする・・・、それだけで分かりやすい成功の基準なのかもしれませんね。

その後の生活については、実は成功・失敗の基準が無いのかもしれません。

どんな環境であっても最高は無い訳で、それなりに不満を持ち、それなりに満足しながら生活する訳ですから・・・。

とりあえず会社を辞めて自由を手に入れ、それまでの不満が無くなれば、成功に値すると考えるべきなのかもしれません。

そうすると、アーリーリタイアに到達した段階で成功となり、その後の生活は、人それぞれ・・・になりますね。

お金の面以外については、その時、その状況次第によるもので、結局は答えが出ないものかもしれません。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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