アーリーリタイアしたい理由は人それぞれですので、何でも良いから働かない生活をしたい・・・という人もいるのでしょう。
リタイア後は貧乏生活をしてでも、サラリーマンとして働くよりも良い・・・という考え方です。
実際、お金が少なくても工夫さえすれば楽しく生きていくことが出来るような気もします。
お金が少ない大学生でもそれなりに楽しい学生生活を過ごしているように、お金が少なくても何とかなるのかもしれませんね。
アーリーリタイアにおける楽観論の是非について考えてみます。
楽観論で解決すると
会社を辞めても何とかなる・・・、想定よりも生活が苦しければ欲しいものを少し我慢すれば何とかなる・・・、それでも苦しければ食費を削れば何とかなる・・・。
色々な人のリタイアブログを読んでいると、少ない生活費でやりくりしている人も多く、実際、工夫すれば何とかなるのでしょうね。
お金を使わずに生活をしていると、時間が経てばそれが普通となって違和感を感じなくなっていくのだろうと思います。
お金持ちの人が急に貧乏生活をすれば苦痛を感じるとは思うのですが、その貧乏生活を続けていくうちに、次第に苦痛は感じなくなっていくような気がします。
感覚は相対的なものなので
何とかなる・・・で、確かに何とかなるのだろうと思います。
感覚とは絶対的なものではなく相対的なものなので、急に悪くなれば我慢出来ないような環境であっても、少しずつ悪くなっていけば、悪くなったことに気付かないことがありますね。
そもそも感覚とは絶対的なものでは無いのに、それを満足させるために我慢して働き続けることは無意味なようにも思えます。
ただ、1度限りの人生において、気付かないうちに落ちぶれた生活をしていた・・・というのも悲しいような気はしますが・・・。
最後は楽観論
何でも良いから働かない生活をしたい・・・という人は、恐らく少数であろうと思います。
多くの人は、リタイア後も何があるのか分からないため、きっちり準備をしてリタイアするのだろうと思います。
ただ、きっちり準備をした人であったとしても、最後には、本当にアーリーリタイアしていいのか、本当に会社に辞めると伝えていいのか・・・と迷う時が来るのでしょう。
アーリーリタイアは片道切符ですので。
アーリーリタイアにおける楽観論は、最後のこの時に武器となる考え方で、適度に封印をしながら、必要な時に使うのが良いのだろうと思えます。
最初は念には念を・・・で準備をしつつ、ただ最後には楽観論で実行する・・・というのが理想的なのかもしれませんね。
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