【何か違う】FIREが一般化して感じる矛盾

2022年8月25日木曜日

時事ニュース

FIREが一般化したことで、FIREを自称する人が増えました。

主婦やニート、単なる転職者・・・など様々ですね。

敢えて給料が低くなる会社に転職するというのも、セミリタイアになるのでしょうか。

とは言え、どのケースであっても、長く務めた会社は辞めにくいと思います。


年齢とともに考えなくなる

普通、勤続年数が長くなれば、退職や転職を考えなくなってしまうのではないだろうか。

時間の経過とともに、会社の組織や人間関係、仕事そのものにも慣れ染まってしまいますので。

新たな環境に慣れるには、かなりのエネルギーが必要でしょうし。

それなりに貯蓄が増えていると、現状維持で良いだろう・・・となってしまいます。

その逆のパターン

勤続年数が短ければその逆で、まだ仕事には染まっていません。

退職や転職するという選択肢が簡単に出てくるのだろうと思います。

築き上げてきたものが無ければ、現状維持する必要もありませんので。

若い人でFIREを目指す人が増えているのは、このような背景があるからでしょうね。

FIRE願望の矛盾

本当は、ある程度働いて、そろそろ十分だろうか・・・・と感じている人ほどFIREすべきであろうと思います。

しかし実際のところ、まだまだ不十分なのに、なんとかFIRE出来ないだろうか・・・と考える人が多くなったのではないかと想像します。

FIREとは、求めてはいけない人が目指し、求めるべき人が目指さない・・・という矛盾を宿しているような気がします。

FIREが一般化しても、働くべき人のリタイアが増えただけで、働かなくても良い人は今まで通りに働きつづけている・・・ということになっているのではないだろうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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