実質賃金が11か月連続で減少したというニュースを見ました。
物価上昇に賃上げが追い付いていないということですが、そうなるだろうとは思います。
普通、賃上げは物価上昇に遅行するものでしょうから。
それより深刻なのは、給料をもらっていない人たちではないでしょうか。
給料は増えている
厚生労働省の調査によると、14か月連続で現金給与の総額は増加しており、冬のボーナスの増加率は過去最大であったそうです。
確かに、少し前から賃上げのニュースは多いですし、コロナが収束したことも影響しているのでしょうね。
リタイア生活者からすると羨ましく感じます。
ただ、数値的に見れば着実に収入は増えているのですが、それよりも物価が上昇しているため、実質賃金としてはマイナスです。
給料が増えている人でもマイナスなら
しかし、給料が増えているサラリーマンでも、実質賃金として考えれば厳しくなっているということですよね。
そもそも給料をもらっていないリタイア生活者であれば、さらに厳しいということになりますね。
この先、給料が増えるから物価も高くなるという循環が続くのだろうか。
長年のデフレで賃上げもされない環境にいましたので、未知の領域です。
物価上昇で厄介なこと
物価上昇については、何となくは感じるのですが、差し当たり問題にはならないというのが正直なところではないでしょうか。
ゆっくり上昇していますので、そうなるのですが、それが厄介でもありますね。
実質賃金が減少したというニュースはサラリーマン向けの情報のように見えますが、実はリタイア生活者はもっと深刻に受け取らなければならないのでしょう。
気づきにくいまま、サラリーマンの何倍ものダメージを受けている可能性がありますので。
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