先日のブログに希望退職を募集する会社が増えていることを記載しました。
人口の多い世代がシニア層となり、これからますます整理は進むのだろうと。
アーリーリタイアしやすい環境になるのだろうと思います。
その一方で、深刻な人不足とも聞きますが、いったいどうなっているのだろうか。
人気の会社は人材豊富
シニア層の整理に積極的なのは、募集すれば優秀な社員がいくらでも集まる人気の会社が多いのだろうか。
若い世代は経験不足であっても給料は安い、逆に、シニア世代は経験豊富であっても給料は高い。
ただ、優秀な若い世代であれば、すぐに経験不足を補って給料以上の働きをする。
そんな会社では早期退職制度で社員を循環させ、コスパを高めるのだろうと想像します。
人手不足は不人気の会社
一方、不人気で人手不足の会社では全く違うのかもしれません。
若い世代を集めにくく、シニア世代が退職されるのは困るのでしょう。
給料を増やしてでも働き続けてくれるほうが、会社としてはコスパが良くなる。
人気の会社はシニア層を冷遇し、不人気の会社はシニア層を優遇する傾向にあるのではないだろうか。
二極化するのか
最近の賃上げブームの中、統計的に見ても大企業の管理職は給料が減少しているようでした。
今後、人気の会社はアーリーリタイアを考える人が増え、逆に、不人気の会社では待遇が良くなり、働き続ける人が増えるのではないか・・・とも思えてきます。
深刻な人不足の中でも希望退職者の募集が増えているのは、そんなことが関係しているような気がします。
アーリーリタイアしやすい環境になるかどうかは、会社によって違うのかもしれませんね。